「二爻変爻」の場合:
中天に日が昇ったところです。運気の波に乗って進むでしょう。
好調な今の間にできるだけ仕事を進めることです。
「三爻変爻」の場合:
日が傾いた時です。運勢も下り坂。何ごとにも一段落を付ける時でしょう。
「四爻変爻」の場合:
思わぬ災難に遇うかもしれません。万事うまくいきません。気を引き締めること。
「五爻変爻」の場合:
悲しみに涙することがあるがそれも身の為。苦労の多い時です。
目上の知恵を借りて問題解決に当るのも良いでしょう。
「六爻変爻」の場合:
火のように燃えて敵を撃つ。多少の危険を覚悟で強硬手段による解決が有効。
彖に曰く、離は麗(り)なり。日月は天に麗(つ)き、百穀草木は土に麗(つ)く。重明もって正に麗(つ)けば、すなはち天下を化成す。
柔、中正に麗(つ)く、故に享る。ここをもって牝牛を畜えば吉なるなり。
象に曰く、明ふたたび作(おこ)るは離なり。大人もって明を継ぎ、四方を照らす。
初九。履(ふ)むこと錯然(さくぜん)たり。これを敬すれば咎なし。