あなたも具体的に問題を絞り込んで下さい。そして、
あなたが答えを求めたい事柄に精神を集中して、さあ、「易断スタート」を押してください。
「変爻」を忘れないように。
スタートボタンを押した後に出てくる占筮の結果の中に、「第何爻は変爻(ヘンコウ)」という言葉が出てきます。(無い時も、複数の時もあります。)次のステップに進む前に、これを覚えていて下さい。
2.周辺状況、自分の能力などを冷静に判断して慎重に行動しなさい。
ひょっとしたら、という希望的観測や楽観的過ぎる判断では、99%うまくいきません。
当てにならない幸運に人生を賭けてはいけません。
これらはいわば常識的な警告ですが、それが大切なのです。
人は悩んだとき、とかく常識を失いがちです。だから易の判断は「常識を取り戻せ」、と警告しているのです。
「六十四卦に絶対的な凶卦や悪卦は無い」
「楽天知命 故不憂」
「同じ卦の答は同じとは限らない」
占いの心得
1 占う事柄は出来るだけ具体的に絞ることです。
2「初筮は告ぐ、再三すれば汚る、汚るれば告げず。」という易の忠告が有ります。
同じことを2度占ってはならない、ということです。
「八卦」とは、
「八卦、六十四卦」を得るのを「占筮」といい、50本の筮竹を用いて、正式には約100行程のいささか面倒で時間を要する手順により答えを求めます。
「変爻(ヘンコウ)」とは、
また、変爻の陰陽を逆にした卦から、占った課題が今後どのように展開するかを判断します。
乾(けん)・兌(だ)・離(リ)・震(しん)・巽(そん)・坎(かん)・艮(ごん)・坤(こん) で、それぞれ自然現象の、 天・沢・火・雷・風・山・地 に対応しています。
実際の占いではその手順を省略した「略筮法」が使われることが多いですが、ここでは正式の筮法をコンピューター上で行い、直ちに結果を出します。
スタートボタンを押した後に出てくる占筮の結果の中に、「第何爻は変爻(ヘンコウ)」という言葉が出てきます。(無い時も、複数の時もあります。)
変爻というのは、その卦の全体的な判断の中でのシチュエーションといったもので、あなたは今どの状態か、ということだと思えば良いでしょう。一般的に言えば「初爻」は始めの状態で「六爻」は終わりの状態です。良くない判断であれば「今は悪い状況の極みであるがそれも間もなく終わるだろう」ということです。
変爻が二つ以上あるときは、この方法による判断をお勧めします。なお「初爻」あるいは「第1爻」とは一番下の爻で、順次上へ第2爻、第3爻、第4爻となって一番上が「第6爻」です。
例えば「第2爻、第5爻が変爻」のときは、その卦の第2爻と第5爻について、その爻が陽ならそれを陰に、陰なら陽に入れ替えた卦が展開の方向を暗示している、と判断します。
陰陽を入れ替えた卦については最初のページから「六十四卦」を開いて卦の形を見つけ、解説を見てください。
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