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改造と改良メモ

ハンドリムに滑り止めテープ「ハードグリップ」を貼り付け
テープ貼り付け前 テープ貼り付け後
硬質アルマイトやのハンドリムはシンプルかつ軽量ですが、
空気が乾燥する冬の季節や雨の日などではツルツルと滑ってしまいます。
またビニールやゴムでハンドリムをコーティングすればそのような症状はおきにくくなりますが、
どうしても車いす全体の重さが増してしまいます。
今回ご紹介する商品はあい・あーるけあというところから発売されている「ハードグリップ」という商品です。
こちらの商品は繊維状のテープの表面にゴムがコーティングされているもので、
ホイール1本当たり約15グラム程度の増加でネーミングのとおりハードなグリップが得られます。
耐久性については発売元のメーカーからは3カ月と聞きましたが、実際のところはどうなのだろうかと
スタッフの車いすに取り付けて耐久性をチェックしてみました。
その結果、一日2キロ程度の走行で約1カ月半後には表面にコーティングされているゴムは摩耗し
下地の繊維状のテープがでてきました。(走行距離の少ない方なら3カ月はもつと思います)
しかし使用中にテープの端が剥れるということはなく、下地の繊維状のテープの状態でも充分使用でき
乾燥した季節だけの「期間限定」と考えれば充分なメリットがあるものだと思います。

気になる価格は1台分(2センチ幅×2本)で2,100円。貼り付けを希望される場合は別途1,000(1台分)


手順1
1.あい・あーるけあから発売されているハードグリップ。2センチ幅と1センチ幅があるが使用感が良いのは2センチ幅でしょうか…
手順2
2.貼り付ける前にパーツクリーナーを使ってハンドリムの脱脂を行ないます。この作業をやらないと剥れの原因となります。
手順3
3.しっかりと脱脂ができたら、ハードグリップをハンドリムに貼っていきます。
手順4
4.写真撮影用にテーブルの上に置いていますが、実際に貼る場合はタイヤを床に立てた状態で真上からリムを見ながら貼るとうまく中心に貼れます。
手順5
5.一周貼ったとこで繋ぎ目を合わせてカットします。(ここが結構重要なので良く切れるハサミを使うことをおすすめします)
手順6
6.最後にテープの両端を指で押さえて貼り付けてゆき、完成です。
手順7
7.完成したら車いす本体にホイールをはめて完成!(※写真は1センチ幅のハードグリップ)
手順8
8.これでツルツルと滑る不満から解消されますが下り坂などではヤケドに注意してください。




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