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テニス用車いすを積むためのブラケットがこの写真中央にある黒い物体です。もともとはスペアタイヤを取り付ける部分(ボルト5ヶ所)ををベースに考えました。
縦にしようか、横にしようかと試行錯誤考えた結果、この形になりました。
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テニス用車いすを積載した状態です。車いすの車軸をつなぐフレームを下からすくい上げるような形で乗っかっており左右のズレはブラケット上部のフラットバーがおさえるようになります。
固定はホームセンターで購入できる荷締め用ベルト(蛍光グリーンのヒモ)で留めるだけです。
ベルトを通すためのリング状の金具も、ボディに都合よく開いていた穴を使って取り付けています。
この状態で信号待ちをしていると後続車のドライバーはとても不思議そうな顔で覗き込んでいます(@o@)…ルームミラーから見てるといろんなリアクションがあって結構楽しいですよ!
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分かりやすく真横からのショットです。車いすの転倒防止バーが車体の下へ潜り込むような設計になっています。潜り込ませることによって車体から後方へのはみ出しを最小限に抑えているのも工夫した点です。
ブラケット自体は5本のボルトで固定してあるだけなので、必要の無いときは取り外すことも簡単です。
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2本あるホイールのうちの1本はリアドアの内側にぶら下げています。
ホイールを掛けている金具もやはり100円ショップで購入。チャリンコのハンドルに付けるためのドリンクホルダーを流用しました。
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そしてもう一本のホイールはリア左後方に、やはりドリンクホルダーを流用した金具でぶら下げ、バタつかないようにゴムバンドで軽く固定。これで車内はスッキリ快適!
先日は福井県往復(400キロ)を走りましたがボルトやベルトの緩みは全くありませんでした
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ブラケットを車体から取り外すとこんな感じです。 下に転がっているのが外したブラケットです。
普段は取り付けたままですが、走行会や競技のときには軽量化のために取り外してしまいます。
ブラケットの製作については、お近くの鉄工場や溶接加工の出来るプロショップにご相談ください。
※写真の車両は2シーターおよび足回り等の改造がされておりますが、すべて構造変更申請をした公認車両です。
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