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塩ビ管尺八 2013.1.17
 尺八のところで書きましたように、2012年の春、比較的ひまがあり尺八を作って練習していました。
左のたくさんの尺八ですが、一番右のみ40年くらい前手に入れた本物の尺八で、あとは自作の尺八です。
一番左は尺ルートといい歌口は尺八で他の部分はフルートというハイブリッドな自作楽器です。

左から2番目と4番目が塩ビ管の尺八で、手軽に作れ材料も安くしかも手に入れやすいものです。
これもサイトをあちこちうろうろしているとき見つけたHPで、初心者の練習によいということで、教育用に作られているようです。
音の出しやすさもまずまずで、なによりも1時間かからずに作れるという手軽さがあります。
しかし、かっこ悪い。外見重視の私としては吹きやすさや音程はもちろんですが、外見にも少しはこだわりたいところなのです。
しかも作る楽しみが少ない。物づくりのすきな私は制作過程も重要な要素の一つなのです。

尺八にはいろいろな移調楽器があり。普通に尺八と言っているものは1尺8寸、約54cmになります。
この楽器を全部押さえてDつまりレの音が出るので普通D管と言っていますが、指はフルートのDと同じなので、私はC管だと思っています。
後は1寸短くなるごとに音も半音ずつ音程が上がります。
低い方も1寸ごとに半音ずつ下がりますが、指孔がどんどん広くなるので限界があります。実際には2尺3寸くらいまであるようです。
左から4番目の長い方が1尺8寸、短いほうが1尺6寸で、D管とE管になります。
しかし、近くのホームセンターで切り売りされたパイプを買って、もったいないのでぎりぎりに両方の寸法を取ったため、
両方とも微妙に音程が高く合奏には使えない楽器となってしまいました。
まあ、私が尺八でしかも塩ビ管で合奏に参加することはまずないのでこれでよしとします。

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