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ストラトタイプ?のエレキウクレレです。
高校のころは、
もうベンチャーズべったりでモズライト以外のギターは思いつきませんでしたが、
今ならストラトかレスポールでしょうか。
スケールは1号機と同じ485mmで実際のウクレレと同じキーで1オクターブ下になります。
ローGのウクレレと同じように弾けます。
ボディ、ネックともに米松で厚さは45mm節がなくきれいな柾目の木材でした。
最初はもっと白い色でしたが、シーラーをせずにポリエステルで塗装をしたためこんな赤に近い色になってしまいました。
まあこれでもそれなりにいい色なのですが、木工ボンドの付いている箇所は白いままなのでそこだけかっこ悪いです。

ピックアップやブリッジは基本的に前記のZO−3と同じ構造です。
ただ、ピックアップはシングルのフロントとリヤでスライドスイッチ2つでリヤのみフロントのみの切り替えと
直列と並列の切り替えをしています。
回路はボリュームとトーンの2つのみの単純な回路です。
ブリッジはテレキャスとおなじタイプなのでオクターブ調整できるように真鍮の丸棒を削って段差を付けています。
次のヘッドの写真を見ればわかりますが制作の途中でヘッドをぶっつけてしまい、
接着した所とべつの箇所が破損しボンドでくっつけています。
このエレキウクレレではこわれて捨ててあったフォークギターの部品をいろいろと使っています。
まずペグですが、例の安いフォークギターによく使ってある3連ペグです。
むだが少ないように3と1に分けてあります。
最近ではミュージックマンのギターによく取り入れられていますが、
昔から国産のテスコというメーカーが取り入れており、中高生の頃はあこがれたものです。

フレットもこのこわれたギターから丁寧にはがして使っています。
フレットの溝を切る薄歯の鋸は最初の1号ギターを作るとき通信販売で購入しました。
溝が深くなり過ぎないように鋸歯にアクリルの板を貼り深さをそろえて切りましたが、
明くる年のカタログには深さ調整のアクリル板がネジで調節できる構造の鋸が売られており、
ネジなしの鋸は販売中止になっていました、ガックリ。
いままでの楽器全部にあてはまることですが、この楽器も0フレットが採用されています。
私はナットの加工用ヤスリを持っておりません。
ほしいとは思っていますのでいずれは購入するつもりですが、
とりあえずナットのミゾ掘りにはあまり自信がありません。
その点0フレットを使えば、ナットは横ずれ防止のみの役割となります。
それにナットが高くて弾きにくいということがないので、素人向きだと思います。
昔あこがれていたモズライトも0フレットがありました。
そして最近再発売されたヤマハのブルージーンズモデルも0フレットがあります。
賛否両論あるようですが、私は0フレットが好きです。
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