Time-stamp: <04/07/10 23:50:34 kawasan>

Treva on Linux (Xilinx-JTAG-Writer)

概要

いしかわさんに影響を受け、Trevaを使って画像入力がしたくなった。 手っ取り早くしたかったので、会社に転がっていたXilinx向けの ISP書き込み装置 をインターフェースとして後はTrevaを接続して 動作だけする構成をとる。

ハードウェア

全体の様子です。会社の昼休みにこそこそとやりました。(^^;

Treva部です。XilinxのDIP8のPROMとピン互換にして接続しました。 下敷になっているのは撮影の為の高さ調整の為に置かれたVisorです。 向こうに見える基板(EZ-USB評価基板)にてUSB経由(+5V)から+3.3Vを 生成してTrevaの動作電源として使っています。

結線は以下の様にしました。
信号名Xilinx-JTAG-Writer上のピンNoDIP(8pin)上のピンNo備考
+3.3V1 (VCC)8別途用意(今回はEZ-USB評価基板より)
GND2 (GND)5
CLK3 (TCK)2
DATA4 (TDO)4
NC(未結線)5 (TDI), 6 (TMS)1, 3, 6, 7

XilinxのJTAG書き込み装置です。 (会社では赤岸ブラスターと呼んでいます。作ってくれた人の名前をそのまま採用)

ソフトウェア

実行ファイルの生成方法は、以下の様な感じで出来ます。
$ tar zxvf
treva-200207311200.tgz
$ make
$ su
# make install
※プリンタポートは、ソース内で決め打ちしてますので、必要に応じて修正してください。
※ソース上にてWAIT_ENをコメントアウトしています。Trevaへのアクセス速度が早すぎる場合はコメントアウトを外してください。

撮影方法は、以下の様な感じで出来ます。
$ treva | convert - pict.png
でPNGファイルを取得しました。
画像はこんな感じです。

感想

画素数(96 x 72)が本当にちっちゃいからカメラとして使うには、少し難ありですねー。 でも、ロボットの目に利用するには手軽ですので、そっちの方向で今後使用してみたいです。

参考