1999/6/29

 メーホーソンに行く

 


(メーホーソンにて)

 タイ北部の首都、チェンマイから空路で北西に40分程度の所・ミャンマーとの国境

に、メーホーソンと言う小さな田舎町がある事をしっているだろうか?なぜ、こんなへ

んぴな所まで来たかと言えば、な〜んて事はない「進め電波少年」と言う番組で、室井

滋が「首長族」の村に行ったと言う単純な理由からだ。当時、出演していた首長族の子

の名前は「マーチャ」と言ったが・・覚えているだろうか?

 話をチェンマイに戻そう。マレー鉄道で、シンガポールから出発してマレーシア、バ

ンコク、と列車で北上し、バンコクから空路でチェンマイまでやって来たのだ。そして

、チェンマイから、空路でメーホーソンの村まで飛ぶ、という計画であったが、飛行機

がトラブルで「飛ばない」と言うのだ。航空券は日本から予約してあり、エージェント

からしっかり受け取っているのに「なんてこった!」。その代わりにチェンマイの空港

から小型のバスでメーホーソンまで送るとの事で、1日がかりにはなってしまうが「し

ゃーない」田舎の山道もいいだろう。これだけの為に来たのだから・・客がいない、ワ

シの他に外国人一人と運チャンだけ「空いてていい」乗り物は楽しい・・ 田舎の道路を

走りながら・・家はない・・山道をウネウネと・たまに小さな街で休憩・・そうこうし

ているうちに、なんとかメーホーソンまで到着した。

 当然、あらかじめ予約してあるメーホーソンの宿(Baiyoke Chalet)の玄関に車は横

付けされ、探す手間が無くなって助かった。

 この宿は外観は古ぼけた感じがするが、中も古ぼけている。贅沢にもクーラーは付い

ているが、音がものすごい。きっと夜はうるさくて、消さなくては寝られないほどうる

さい。しかし、寒いくらいによく効くクーラーであった。この街は小さくて、どこでも

徒歩で行ける。 メインストリートが約1Km程度の 小さな街だ。

 まず、最初に帰りの便を確認しなくてはと思い、散歩がてらにブラブラと近くの空港

に行く。だーれもいない。「ごめんくださ〜い」こんな感じで、なんとか空港職員を見

つけ、帰りの飛行機の切符を見せて確認をするが「トラブルで欠航だから、チェンマイ

まで車を出している。明後日の12時に、ここから発車するから遅れずに来い」との事

で、トラブルでは仕方ない。どうせ1日を移動日で予定してるんだから・・と素直に引

き下がった。サ−・明日は待望の「LONG NECK VILLAGE」へ行くぞ。しかし、空港がこ

んなに近くにあって、空には飛行機が飛んでこない。空港はガラ〜ンとして夏休みみた

いだし、と考えつつ、道すがらのエージェント(T.N.Tour)に寄って、明日のツアーを

組んだ。山道を一人でオートバイを使って行くには、かなり危険と判断したからだ。ま

だ、遠いタイ国の山奥の土に一人寂しく埋もれたくはない。なにせ周りは山ばかりで、

何があっても不思議はない。

 エージェントに飛行機の事を聞いてみると「今の時期は飛行機は全く飛んでない」と

言う??ワシは切符を持っているのに?ハテッー・ハハ〜ン、航空券は売るが、客が少

くないと欠航させるのか、と事情を理解した。代わりに車でピストン輸送をする訳か、

どうりで誰もいない訳だ。汚いぞ!タイ航空、公共の乗り物を!

(メーホーソン観光)

それでは市内観光でもしようと、池のほと

りに建つ寺院(ワット・チョーン・カムと

ワット・チョーン・クラーン)に行く。さ

すがに、ここまで来ると、お寺さんもミャ

ンマーに近い感じがする。しばらく写真を

撮ったりして眺めながら昼寝をする。写真

を見てもらえば雰囲気はわかるでしょう。

ついでに、寺院の中にも入ってみる。小坊

さんがいた。話し掛けてみるとなかなかカ

ワイイ「まるこめミソ」だ。一緒に写真を

撮りながらしばらく遊んだ。

(初体験)

 夕食後にノンビリ街中を歩いていると、「トラディショナル」と読めるカンバンの家

があった。「トラディショナル」と言えばタイの古式マッサージ屋なのだが・・普通の

家みたいだし・・もしかして、これはウワサのタイ式のマッサージ屋かな?と思い入り

口を入った。若いおねえちゃんが4人ほどいた。「マッサージ」と言うと、奥からオバ

チャンが出てきた。「1時間か2時間」と聞いてるみたいなので、どんなもんか訳が分

からんし、いかがわしい店だとヤバイので「ワンナワー」と人差し指を1本・・どうも

値段が安い・・確か数百円位だった・・でも、このオバチャンに触られるのヤダナ・マ

ズイな・・と・・若いおねえちゃんが案内してくれる。ホッ!6畳ほどの部屋に、オン

ボロ扇風機と真ん中にフトンが敷いてあるだけの密室だ。この雰囲気って、かなりマズ

イではないですか?すると、どうも全部服を脱いで、この服に着替えろと言っているみ

たいなので、仕方なくパンツ一丁に、その服を羽織った。フトンに横になって・ウウー

・大ピンチ・・気持ちイイーー・歩きすぎて疲れきった足を丁寧に・丁寧に、ナ・ナン

ト気持ちのイイ、素晴らしき「タイ式古式マッサージ」・夢心地であった。なお、その

後、もう1時間延長して、2時間のトラディショナルマッサージの初体験となった。