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"漢詩「訪泰国大城」 |
驕陽如燬照荒垣 仏像無頭誰与論 長政雄図残塁下 離家万里弔幽魂 【七言絶句、韻:元】 杜正 書き下し文: 驕陽(きょうよう) 燬(や)くが如く 荒垣(こうえん)を照らし 仏像 頭無く 誰と与(とも)に論ぜん 長政の雄図 残塁の下 家を離れ 万里 幽魂を弔う 語句の説明 泰国=タイ 大城=アユタヤ、バンコクから北へ車で1時間半のところにある遺跡。14−18世紀に首都だった。 驕陽=真夏の太陽 仏像無頭=多くの仏像があるが、ほとんど頭が切り取られたまま 長政=山田長政。江戸時代前期にタイへ渡り、活躍 意味: 真夏の太陽が焼くがごとく 荒れた垣根を照らしている 仏像は頭無く 誰と仏法を論ずるんだろう 山田長政の活躍は 残塁の下に埋もれている 家を離れて万里 幽魂を弔いたい |
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