奥の細道への旅立ち


    
奥の細道への旅立ち 奥の細道への旅立ち
        
芭蕉は、東京/深川から舟に乗って旅立った。(出発したところに、現在、採茶庵跡となっていて芭蕉像がある。)旅立ちの際、 「行春(ゆくはる)や鳥啼(な)き 魚の目は泪(なみだ)」と詠んだ。

親しい人々だけは、今日の門出を見送ってくれている。この俳句を絵にしてみた。さらに、 橋の上で見送っている人々の水面に映っている影を描いた。

( 606 mm x 727 mm, 2019)
"行春 ? 芭蕉が江戸/深川を出発したのは、元禄二年三月二十七日(陽暦1689年5月16日)のことで、晩春である。 千住で下船して、陸路で「奥の細道」の旅に出た。 同年八月二十日、美濃国大垣に到着。この間、約150日で、歩いた距離約2400km、作った俳句は52句。 同行者は、弟子の曽良。

第34回日本水墨院展(2019年6月26日-7月7日、新国立美術館)に出品

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