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"アメリカン・インディアン南西部の岩絵”は日本最初の岩絵集です。岩絵にはペトログリフ(岩に刻まれた絵)
とピクトグラフ(岩に顔料で描かれた絵)があり、手形をはじめ、人、擬人、動物、鳥、蛇、植物、面(マスク)、
足跡、渦巻き、幾何学模様などが象徴的に描写されています。それらの絵は、文字を持たなかった
アメリカン・インディアンの祖先が残した唯一の記録です。
岩絵集には 2000 BC〜AD 1700 頃に描かれた岩絵のカラー写真69点を掲載しています。写真は 2002 年
から2008年にかけてアリゾナ州、ユタ州、コロラド州、ニューメキシコ州で撮ったものです。
写真は違いがわかるように種族別に分け、絵を楽しんでいただけるようにコメントを付けました。
岩絵は、灼熱の太陽に照らされ、風雨にさらされ、数百年以上もアメリカ南西部の荒野に生き続けています。
その中には、既に砕けたりひび割れたものや、色あせて図柄がはっきりしないもながかなりあります。こうした
風化はけっして止まることがないでしょう。その一方で、南西部には今なお美しい岩絵が数多くあります。
そこはまるで野外展示場のようです。岩絵はアメリカの貴重な文化遺産です。
岩絵の写真
その他
本書は、国立国会図書館、大阪府立中央図書館、足立区立中央図書館、渋谷区立中央図書館、
豊島区立中央図書館、くにたち図書館、Petroglyph National Monument ビジターセンター
(ニューメキシコ州)でご覧になれます。
この岩絵集は自費出版本です。写真はフィルムカメラを使用。写真集としてもお楽しみいただける
と思います。
本のお問い合わせ:[TEL]042-537-7933(10:00~16:00) 川島まで。