− 2/9(土)− イタリア語なんて、しゃべれません(笑)。皆んなの真似して「Chao!」 とにかく「Chao!」で乗り切りましょ〜。 朝食は、パン&ヨーグルト&カプチーノ。カプチーノが美味しい〜 感激。 食事場所はレストランなどでは無くて、家庭の食卓みたいでした。 今日は、街を散策しましょうね!歩いて観光が出来る、小さな町ですし! 最初の目的地は「サンタルチア駅」。歌にありますね!おそらくこの駅の事でしょう。 ![]() とにかく「えっ?ここ通っていいの?」とか、「これアパートの中では?」とか、 変な道がたくさんあって、間違えると川。行き止まりだから、最寄の橋を探すしかないんだけど… これが遠いんだよねぇ(苦笑) 「この町が「王国」だった頃に敵が苦労したって話は本当なんだな〜」と実感。 ![]() しばらく歩くと、大運河(カナル・グランテ)に到着。観光名所「リアルト橋」を渡ってみました。 ![]() 川沿いには、たくさんの建造物がひしめき合い、運河には水上タクシー・ヴァポレット・ゴンドラなどが行きかっています。 そう、この街の交通手段は水の上。だからこの街には車は入れません。徒歩&自転車のみ。 郵便や宅配便の配達も、ぜ〜んぶ船。だから、川沿いにも玄関があって、ドライバーはそこにうま〜 ![]() 大運河を越えて、更に歩いて行くと教会がたくさん建っています。 どれも古くて、趣があって良いです。拝観料がかかるんだけど、修繕費用に充てられると思うので喜んでお支払い致します! どこの国でもだけど、中は外観からは想像出来ないんだよね〜(素晴らしいの!) 建物もスゴイけど、天井や壁の装飾品(彫刻・絵画)には驚かされます。 14:00位に「サンタルチア駅」に到着。いい天気なので、皆さん、日向ぼっこみたいにして 駅ソバの川岸でノンビリしている感じ。駅前がヴァポレット(水上バス)乗り場で、海風が吹いててます。 さて、お腹がすいたので「ランチ」をしたいんだけど、何だか閉まっているお店ばっかり。 シェスタは関係無いと思うんだけど…イタリア人も休憩たくさん取るんだっけ? メイン通り(なのか?)を歩いていると、まあまあ混んでいる感じのレストランを発見。 メニューは良く判らないんだけど、確かイカスミが有名だった気が… 入ってみるとアジア系(中国かな?)の店員さんがいて、英語と少しの日本語が通じたから「良かった」と思いつつ「イカスミのパスタ」と「サラダ」を注文。 しかし… 出てきた料理は「普通」よりランクが低かったかも… 残念でした…トホホ。 気を取り直して、今度はホテルまで別の道を通って帰ろう! 往路が中央突破の行き方だとすると、復路は広場に向かって左側(チェコ側)を歩く感じ。 高い壁に囲まれた細い道を通るので、日陰に入るとメチャ寒い。 でも、しばらくすると公園があるから、そこで温まって再出発。 「明日は、あの教会を観に行こうよ〜」などと目星をつけながら、のんびり散歩。 ![]() 帰りの方が近く感じた。サン・マルコ広場に到着!ここも見所の一つです。 サン・マルコ寺院は、東洋(仏教&イスラム!?)を感じさせる金ピカの飾りが西日に眩しい。 ![]() 続いて、ドゥカーレ宮殿に。ここはヴェネチアの商人が会議をしたり、政治の中心地 しかし…ナニが面白いのか?と思うような地味な天井画ばかりで??って思ってたらね ありました!世界で一番大きな「油絵」。言葉で言い表せないから行ってみて欲しい(笑) 壁一面の絵は、大迫力です。 もう少し進むと、今度はすぐ隣に牢獄があって、橋がありました。(渡れないけどね) 宮殿を出て、海岸(港)側から橋を見てみました。これが有名な「ためいきの橋」です。 囚人さんは橋の中ほどにある窓から外の景色を眺めて、この世とのお別れの「ためいき」を ついたというお話。(出てこれる可能性は「ゼロ」に近かったそうです) そうそう、カサノヴァもこの牢獄に収監されたそうですよ! ちなみにサン・マルコ広場は、フランス皇帝「ナポレオン3世」が「この世で一番美しい広場」と 絶賛されたそうです。 しかしここ、毎年冬になるとアクア・アルタ(高潮)の被害にあってます。ひどいと膝上まで 浸水してしまうそう。 いくら慣れていると言っても、大変な思いをされているようです。 今、ラグーナに堰を作って高潮を食い止めようというプロジェクト「モーゼ計画」が検討されて いるんだけど、生態系を壊してしまうかもしれない、等の観点から、果たして適切なのかどうか? 議論されているようです。 そういえば、どっかの国の「バカサーファー」が、高潮発生時に広場で「サーフィン」をしてましたね。 もっちろん「お縄」です。当たり前だよね。 ![]() *とにかくイタリア人は、美男・美女の集団ですわ(笑) 彫が深くて、ステキですねェ* ![]() 早速入ってみると、意外と混んでてビックリ。 頑張ってメニュー見ますよ〜。食べたい料理、たくさんあるし! お昼にガッカリした分、キッチリ取り返します!! 厨房付近に陣取った、まだ若めのオジサン(何だそりゃ?)が、少し英語が話せるようで、私達に話しかけてくれた。 だから、紹介してくれた兄さんの名前を伝えました! そしたら、本当に常連さんのようで「そうか、そうか!あいつの紹介か!」らしき話を全店員さんと交わしてた。 ここで食べた料理は、全て美味しかったですよ〜 ちょっとビックリしたのは、他のテーブルで食事されている方々が、ピザを「ナイフ&フォーク」で、 一人1品食べてた事。 「へぇ〜、シェアしないんだぁ〜」。ピザをフォーク… すごく器用。 お腹イッパイ、大満足。ちょっと酔ってるので「川に落ちないよう」気をつけて帰ります。 3日目へ |