懺悔(ざんげ)

ここまで生きて   来たけれど

生きた(あかし)は何もない

酒と博打(ばくち)の     生き(ざま)

ボロ(きれ)みたいな   汚れ

(だれ)を恨んで泣けばいい

(だれ)がおいらをこうさせた

自分で捨てた親だけど

帰りたいのさ     あの故郷へ・・・

 

生きるさに  (おぼ)れても

助かる(すべ)は   何もない

女と金が    生きがいと

一人よがりで  孤高(ここう)を決めて

人の情けに   背を向けりゃ

天に(つば)する   罰当たり

自分で捨てた過去だけど

帰りたいのさ     あの故郷へ・・・