又兎

福島県郡山市で、やはり兎を飼う事にしました
やはり家の中での、兎は特別に臭い!
郡山は磐梯山と安達太良山の間の、風の通り道で特別寒いのです
そんな冬まじかの時、私が夕方出張からから帰って来て、見えないチョンを聞いた

「どこにやった?」「アラッわたし忘れてた」ベランダの外にカゴ事、出しっぱなしにしていたらしく
カゴの中で冷たくなっている
「チョンどした?大丈夫か?」と抱き上げるが体に全く反応がない
抱っこしながらオイオイ泣き、「チョン死ぬな!ゴメン」と言うと、ピクッと体が反応した
右足がケイレンし、心臓が動き出すと同時に、うっすら目を開けた

そしてびっくりしたように大きく目を開き、起き上がろうとする
「よしよし、いいからいいから」と耳をくすぐってやると、気持ち良さそうに鼻をこすりつける
「良かったこれで大丈夫かな」と思ったら、シャックリするように体を動かし、
目を開けて私を見ながら静かに、本当にゆっくり目を閉じた

それが最後でした・・・まるで安心したかのように・・・・