新婚時代の兎

結婚してすぐ兎を買いました。
入れる物を鳥かごにしましたが、あっという間に大きくなりかなりきつそうです
その頃カミさんはお袋の食堂を手伝っていて、マアマア仲良かったと思います
お袋から「お前たち、まだ子供出来ないのかい?」と、よく言われていたようで、
それを言われるとカミさんは辛かったようです

カミさんは人一倍鼻が利き、匂いには敏感だった為、家の中での飼育にはかなり抵抗があったらしい
ある時出張から帰ると、兎の「チョン」がいません
「どうした?」と聞くと「お母さんが友達にあげた」と言うのです
詳しく聞くと動物を可愛がり過ぎると、子供が出来ないから・・と言われたとのこと怒ったものの
事情を聴くと、怒りは解かざるを得ません

キット潰して食べたんだろうと思うと、すごくつらかったのを思い出します
すぐに子供が出来たのには、複雑な心境でした・・