【呼称】
山形でモダシと言うキノコがある
正式名ではナラタケ!
北海道ではボリボリ、これは茎(軸)が空洞になっていて、食べると歯応えが良い事から付いた名前
オリミキと言う呼び方も幹(軸)を折ると、音がする事から付いたと聞く
他にサモダシ、サワモダシ(水分の多い沢の地面に生える)、ヤブタロウ、カックイ、ボリミキ等方言が多い
【特色】
一般的に広葉樹ナラ、クリ等の立ち枯れの幹や根、地面に生える
傘の大きさ5~12㎝で、表面はほぼ平らに開き、つばがあります。
表面は少しぬめりがありあめ色から淡黄褐色で、中央付近にささくれがあり、傘裏には細い溝線がある
つばのない物を、ナラタケモドキ(サモタシ、クリモダシ)と言い、発光性があり味は落ちる。
コレラタケというそっくりなキノコがあるので注意!猛毒で私も昔一度上と下からジョウジョウになりました。
よく似ている仲間にニガクリタケがありますが、これは口にしただけで苦いのでわかります
分からないキノコは絶対食べない事
山形では9月15日~25日
木の生えていない地面に生えた物は、非常に崩れやすく、とってすぐの取り扱いには注意する
一度湯がいてしまうと、驚くほどしっかりしたキノコになるので、ゴミ取は湯がいた後行う事
昔は塩蔵しましたが、ジップに入れて冷凍保存が簡単で1年は持ちます
【料理】
食べ方は鍋に味噌汁、おでんに!大根おろしとあえて。すき焼き等煮物も良い