元カルビー社長松尾雅彦死去合掌

私がカルビーに入社したのは、1973年8月25歳の時でした

工場勤務を希望して入社しましたが、2ケ月で営業に配属になりました

翌年営業1年生の私は、北海道菓子卸社長様ご招待の、洞爺湖温泉旅行に同行です

カルビーの現在、これからの取り組みを発表の後宴会が始まり、勿論私は余り酒も飲めず接待に徹していました

ヤット解放され温泉に行ったところ、松尾社長が入って来ました

「桑原君ここは洗い場の上から、女性の風呂を除くのが結構有名らしいぞ」と言われました

他に人はいないのと、社長から言われた事もあり私はソット覗きました・・

「キャー、このスケベー!!」の声と共に、水が頭から降って来ました

社長は「あ・ははは」と豪快に笑います

洗い場の上に立つとどうしても、目より頭が先に出るので女性からはすぐ見つかるのです

社長が笑いながら「桑原君、君は女性の心理を分かっていない。いいかよく見てろよ」と言ったかと思うと

大きな声で「すみませーんチョッと失礼します」と言うとユックリ立ち上がり、女性風呂を除いたのです

大きな笑いが起き「やめてくださーい」と声がかかると、社長は「ありがとうございました長生き出来ます」と、

シャーシャーと言って水も掛けられず私にウインクします

「いいか女性の心理を、よく考えなきゃいけないんだ」と笑いながら言いました

私はびっくりです

会社の社長が、社員と一緒に女性風呂を覗くなんて・・・

とってもステキな人間性豊かな一面を見て身近に感じ、仕事をするのが嬉しくなりました

合掌!御疲れ様でした・・・