だだちゃ豆(高級枝豆)

だだちゃ豆は、山形県鶴岡名産の枝豆で、実なりが二粒だけなのが特徴です。

由来は鶴岡の殿様がエダマメが大好きで、「今日はどこのだだちゃ(お父さん)の豆だ」と聞いたのが始まり
と言われます。

だだちゃ豆は5月種まきで、8月収穫を1号として中生(なかて)種3号、晩生(おくて)種57号があります。
今回私は
3号を蒔き、収穫は8月末になります。発芽は20度以上を必要としますので、今が時期になります。
余り早蒔きをすると茎がツル状になり、身が付かなくなるので注意。発芽までは水やりを控えます。

連作は出来ないとされますが、「内城菌」と言う新東物産の土壌菌を使うと連作が可能です。
これは自然菌で土壌改良を行うもので、収穫量も上がり冷害や猛暑に強く、また病害虫にも強いという大変な
優れものです。

1週間から10日で発芽しますが、私はメネデールの100倍液に一晩漬ける事ですぐに発芽させてます。
株間30㎝で人さし指の深さに2~3粒を蒔き、発芽後は1から2に間引きします。
梅雨明け以降は乾燥に注意、かん水はマメに行います

追肥は
20日位で2回中耕と共に施します。

土寄せを少し詳しく説明しましょう
1回目は本場1枚の時子葉の下まで、2回目は本葉2~3枚の時本葉の下まで、土寄せ最後は本場5~6枚の時に
本葉1枚の下まで、これをきちんとしないと倒伏します。
移植栽培は鳥害がありませんが、本場が出るまでは鳥害に注意しましょう。

収穫は余り実がパンパンにならないうちに、葉を先に落とし葉は堆肥を作るのに使います。
8/18収穫です
朝の早いうちに収穫し、電気代が安い七時までにゆがいて、粗熱を取った後冷凍庫で保存です