目に入れても痛くないインコ

函館に転勤になり、「鳥かごが寂しがってる」と言う長女の声に、セキセイインコを買いました
これが可愛い!!
ウンチをする時は、いつも同じヤドリギの場所で、おなじ所に落とすのでした

いつも話しかけていると、そのうちしゃべるようになりました
「チーちゃん、オハヨ」が、初めて覚えた言葉です。
他に「コンニチワ、アイコちゃん」等・・・

カゴから出すと家の中を飛び回り、最期には私の頭に留まります
冬の日一度外へ出すと、屋根に留まりましたが「おいで冷たいよと」叫ぶと、慌てて頭に戻って来ました
そんなある日近くの八百屋さんに、頭にチ―ちゃんを載せたまま、買い物に行きました
お店の人が「あら鳥が留っているよ、私が捕まえてあげるから」と言って、そーっと手を伸ばす
と、チーちゃんは「ジジッ」と、怒って手をツツきます

「あら痛い」とムッとした顔になり、私が説明すると「えー!そんなになついてるの?」と
大変驚いていました
その夜、余りの可愛さに酒飲んで、そのまま一緒に布団で寝たのですが・・・
翌朝チーちゃんは、私の下敷きになって冷たくなっていました・・・

家族みんなに叱られたのは、言うまでもありません
でも一番悲しかったのは私なのに・・・

それからインコは、飼ったことがありません・・・