エノキタケ
【呼称】

ナメラッコ、ナメタケ、ユキノシタ
【特色】
発生時期は晩秋~春で、冬の間乾燥したまま、幹に張り付いて越冬する事もある。
山形の庄内では春ナメコと言って、川沿いの柳からとっていました。
広葉樹の主にエノキ、クワ、カキ、ヤナギポプラなど。傘の径は2~10センチあり、初め半球、丸山形だが後に扁平に開く。傘の表面は黄褐色から栗色で周辺はやや淡色。
湿っている時は粘性があるので春ナメコと言う名が付いたのかも!
茎は高さ2~10センチ強靭でねじれている事もあり、色は中部から下は暗褐色だが、上部程淡く黄褐色から栗色で密毛で覆われている。茎の内部は中空。ナメコ、クリタケに似ている。
スーパーで売っているエノキタケは同じものですが、栽培瓶の口に筒状に紙を巻き、茎をモヤシ状に長く育てる為である
最近原木に菌を植えて天然物のように、栽培する研究がなされていると聞く
春や冬の木に生えたエノキタケが、乾燥してひっからびている場合、水にさらすと戻ります
【料理】
淡白な味で歯切れの良さと歯応えを楽しみ、和洋どんな料理でも楽しめます。
欧米ではサラダでも食べるらしい。

写真は春、山菜取りの最中に採ったエノキタケです