8月19日土曜日朝2時、千歳のカミさんに実家を、カミさんの弟と出発

セブンイレブンで、朝昼のおにぎりと飲み物を調達し、一路道東を目指す

約400キロの道を乗り継ぎ、斜里川の支流に入ったのは朝八時でした

カミさんの弟が嫁さんのお父さんと、良く釣りに来た場所だそうで、舗装もしていない山道を、
右に行くと緑ダムの標識を、横目に見て走る事一時間、やっと目的地到着

ここはオショロコマが、うじゃうじゃいる所だと言う

身支度を終え、「膝位までしかないようだから、杖はいらないか」と言うと「とんでもない、
何があるかわからないし、石が滑るから絶対持って!」と声を掛けられる

ヤッパリ慎重な考えで、しっかりしている人生を送ってきたなと思った・・・

まるで私とは雲泥の差である!私が実にいい加減な大ざっぱな性格か・・と言う事であるが・・
コジケそうな気持ちになる・・・

余り大きくない淵に竿を入れると、小気味よい当たりの後上がってきたのは、25センチ位のオショロコマだ

オショロコマは背中に黒い肌を纏い、腹は黄色く蛇を思わせる肢体である。

よく見ると側面に、赤い朱点が散りばめられ、一種魔訶不思議な面妖な面構えをしている

繁々と眺めた後、頭をドライバーでコツンと締め、魚籠用クーラーへ!

車から弟が下りて来て、一緒に竿を出すが、二人とも入れ食いである


釣れる釣れるは、たちまちクーラーに一杯になった、これではまるで釣り堀

チョッと場所を変えようと、下流に移動する

大きな堰堤があり早速川に降りるが、ハタと気が付いた。そういえばタモの必要は
ないなと思いベルトを付けていなかったのだ

杖を縛れないので、ずっと手で持っていなければならない・・

ふと足元を見ると、誰かの濡れた足跡がある。

そして下流を見ると釣り人がいるではないか、ガッカリした物の取りあえず竿を出す

ピク・クンと言う小さな当たりの後、ヌボーと上がってきたのは、10センチほどの小さなオショコマででした

ヤッパリ人が入った後はダメかな?と思うが、気を取り直して一投

今度は鋭い明らかに違う当たり、水面を割って上がってきたのは山女魚です

少しサビが入っているが、立派な白子をまき散らす15センチくらいの幅広である

弟に見せようとクーラーに入って頂いた。

後から上流に入ってきた弟に向かおうと、出来たバカリの様な魚道を上がった瞬間!杖を水中

に落としてしまった

アッと声を出したが、シャンシャンと熊よけ鈴が、泣きながら落ちて沈んでいく・・

弟の嫁さんの親父、手作りの杖で頑丈なので、持ち重りのあるシッカリした杖であった

大きな木で底をさらおうとしても、水勢が強く浮き上がってしまい、どうしても拾えそうにない

近寄ってきた弟が「無理だよ諦めよう」と言う、無上の声を聞きながら、申し訳ない気持ちで一杯になった

釣りあげたオショロコマの腹を裂いて、裏摩周湖を見た後、宿に着いたのは三時半である

ブラウン・トラウトと違いかなり痩せています


翌日は七時に朝食をとった後、観光巡りをするがこれは別項で報告
緑清荘の夜明けAMジャスト5時の夜明けです

ペイメン川に入ると言う、ここは海から遡上する魚が多く、山女魚などの大物もいるらしい

見るからに小さな川で、私の竿では大きすぎて使えないので、北海道特有の2.1メートルの

小竿を弟から借りる事にする

勿論内地(北海道の人が本州を言う)で、こんな竿を使う事はないが、北海道では、短く小さな
川でも魚が多く人スレをしていない為、こんな竿が有効なのだ

早速牧場の牧草地を迂回して、私が一人川幅1メートルほどの暗い川に降りる

借りた竿と仕掛けは小さながん玉を数付け、道糸が浮き上がらないように考慮された、
ワザと知恵がフル活用された優れものである

2号の糸の先に白い毛バリを結び、これにブドウ虫をセットする

薄暗い雑木林を流れる、膝カブ位のエグレに落とすとすぐに当たり、竿先を煽り小さく当たりを

取り、水面に持ち上げた瞬間!

ゴゴンという大きな当たりの後、水面に顔を出したのは真っ白い腹の30センチはあろうかと言う

大きな魚体!油断していた事もあり、お魚さんは難なく水中へ・・・

さっきのあれは何だったのか考えたが、山女魚にしては魚体が細い、どうも良く分からない・・

気を取り直して場所を移動し、沈木の下のエグレ前に投入、黒い影が餌に襲い掛かるのを

見て、とっさに竿を上げる

反射的に合わせてしまったが少し早かったようで、浅いあたりと共に魚は又エグレに戻ってしまった

少し時間をおいて、もう一度送り込むと今度は明確な当たりが出る

ユックリ合わせて竿を上げると、光る魚体がビグビグと跳ね上がるが見て驚いた

岩魚だ!いや違う!雨マスだ!!

腹に散らばる大きな白い斑点、居着きの岩魚だと黄色い班紋だがこれは遡上物だ

まさかこんなところで・・確かに弟は、遡上物が多いと言っていたがまさかと驚いた!

その後利別川上流陸別でニジマスを狙うが、弟の言う通りニジマス以外の魚は一切いない

橋の上からちょっと竿を出すと大きな当たり、25センチほどのまるまる太ったニジマスだ

ここで取っても珍しい光景に出くわす

ふと見ると、河原に一杯モンシロチョウが羽を休めている

私が近付くと一斉に、蝶が飛び立ち狂喜乱舞する。

こんなに一杯の蝶の乱舞は、沖縄で一度経験しただけだ

弟が最大29センチのニジマスを釣り上げ二日間の釣り三昧は終了

結局この日三十数匹のオショロコマと、山女魚、雨マス、翌日ニジマスの50匹行脚でした