■ Windows 10 で快適な 3ボタンマウスとサポートソフト

CADで必須の「3ボタン・マウス」を何種類か使ってきました。
  Logicool 光学式USB3ボタンマウス M−UY101 HP
  USB光学式3ボタンマウス M−U0013−O<BR>
  LENOVO 3ボタン スクロールポイント・マウスU 31P7405
などなど、しかし、どれもUSB接続の有線式でした。

そして、2019年8月にとうとう待ち望んだ無線式USB3ボタンマウスが登場しました。
  ELECOM ホイールレス 3ボタンマウス M―CAD01DBRK です。














早速購入。ボタンの感度や操作性など使い勝手は良く手になじみます。
単3電池使用のため、ちょっと大柄ですが、私にはしっくりした大きさです。
キッズ ADC430 です。
単4の充電電池を電池スペーサーに入れて快適に使っています。














CADで使用するためには、中ボタンに「ダブルクリック」を設定しなければなりません。
これまで、Windows7 で使ってきたソフト labtecmouse.zip はWindows10でも使えます。
「Windows 7 でも使える XP 用3ボタンマウス…」の項目を参照してください。

そのほかに、便利なツールも紹介します。
CAD用3ボタンマウスには当然のことに スクロールボタンはありません。
それを補うのが次のソフトです。

マウスの右ボタンをクリックしたまま上下すれば、ページがスクロールします。
しかし、ネットのページによっては動作しない場合もあります。
  マウスでドラッグスクロール
  MouseImp7.0.0.6.msi    (32bit版)
  MouseImp7.0.0.6_x64.msi (64bit版)

1)まず、下記のURLをWEB検索欄にコピー&ペーストして、ダウンロードサイトに進みます。

  https://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se509916.html

2)開いたサイトの「ダウンロード」〜「ダウンロードページへ」をクリックして  
 「このソフトを今すぐダウンロード」をクリックし所定のフォルダにダウンロードします。

3)フォルダ内の「MouseImp7.0.0.6.msi」をダブルクリックするとインストールされます。
 64bitは「MouseImp7.0.0.6_x64.msi」です。
 インストール後は不要ですので削除しても構いません。

4)マウスの設定です。
 インストール・フォルダの中にある設定ファイル「MIProCfg.exe」 をダブルクリックします。
 すると、マウスの設定ソフトが起動しますがここで私が設定した項目を説明します。
 注:タイトルバーの「隠れているインジケータ―」内に目玉アイコン(MouseImp PRO)
 がある場合は、それをダブルクリックConfigureをクリックすると設定ソフトが起動します。

 メニューの「DirectScroll」をクリックし、Enabled にチェックを入れ Classic control にします。
 下の項目 Activate on:  で、Right mouse button に設定
        Slow down on: で、Left mouse button に設定

 次に メニューの Options に移ります。  ここでは、自動起動や表示項目の設定になります。
 Load at startup はここにチェックを入れると、Windows 起動と同時に起動されます。
 ご自分で startup に登録する場合は、空欄にしておいてください。
 登録は、MIProHst.exe のショートカット・アイコンを「スタートアップ」にコピーします。

                                2021年8月