■ ネットラジオチューナーにJBL Controll 3 Proを繋ぐ
BGMとして[i.Radio NTD-9000]+PC用スピーカーでWebラジオを聞いておりました。
しかし、やはり良い音で聴きたいという欲望に勝てません。
数年来、眠ったままのパッシブスピーカーを繋いでみようと思うようになりました。
プリメインアンプ[Marantz 1150 U]には[JBL-26]スピーカーを接続しています。
この際、ネットで話題の「小型デジタルアンプ」を試して見ようかと考えました。
[Marantz 1150 U]は80Wx80W(8Ω)で、出力は250W/時です。
[JBL Controll 3 Pro]は50W(4Ω)で、これ用のアンプを探すことにしました。
ネットオークションでは中国製Topping系小型デジタルアンプがよく知られています。
価格や性能もピンからキリまであって、選択に迷うことになりました。
「海外からの発送のため、届くまで1週間ぐらいかかる」というショップもあります。
海外輸入代行ショップのようです。
保証も明記し、国内の在庫製品を直ぐに送ってくれることを条件に再度探しました。
手頃なネット通販ショップが見つかりました。新潟の「SP01.JP」という店です。
商品は中国SMSL製の[SA-S3-TA2021B-BK]という型番の商品です。
25W+25W(4Ω)TA2021Bチップを使ったデジタルアンプです。
在庫が有るということで、早速ネットでダイレクト購入手続きをしました。
なんと、翌日の午後には宅急便で届きました。海外からの直送ではこうはゆきません。
早速、ACアダプタを取り付け電源をチェック、スピーカーケーブルを取り付けます。
そこで2つ問題が出てきました。
第1の問題点:手元にあった電源アダプタのコネクタが差し込めないこと。
手持ちのは12V/5.0A/外径5.5mm内側+なのですが、芯径が2.1mmです。
デジタルアンプの仕様では芯径が2.5mmとなっておりこれが原因と分かりました。
第2の問題点:出力端子がバナナプラグ対応x2となっている点。
この時点で対応するACアダプタとバナナプラグを入手する必要が出てきました。
ヤオフクに[Nakamichi波型バナナ・プラグ]の出品サイトを見つけました。
バナナ・プラグといえば、普通のタイプは[ほおづき]の形をしています。
[Nakamichi波形バナナ・プラグ]は[チューブ]の先を斜めにカットして波形に2つ割りにした形になっております。
簡単には抜けないようにキッチリ差し込めるタイプのものです。これも直ぐに落札。
ACアダプタを探すのには少々苦労しました。同仕様で中芯の径が異なるものです。
ネットの商品説明で中芯の径を明記してあるサイトはかなり限られておりました。
写真だけを見せられても判別できかねます。
手持ちのSharpのACアダプタは
[LSE0111B1260]で12V/5.0A/外径5.5mm内側+中芯2・1mm用です。
しかし、ようやく探し当てた同じSharp製の液晶用ACアダプタは
[UADP-A078WJPZ]で12V/5.0A/外径5.5mm内側+で中芯2.5mm用です。
中芯2.1mmのものが圧倒的に多いようですので気を付けなければなりません。
他に5Aでは[HITACHI ADP-60WD]また、4Aでは[POTRANS UP04821120B]があります。
[POTRANS]でも[UP04821120A]となると、末尾の記号の違いで 2.1mmになります。
さて、ようやく接続し、音出しです。
やはり、スピーカーの違いは圧倒的ですね。
音が落ち着きを増し、低音もほどほどのJAZZらしさが感じられます。
ようやく[JBL Controll 3 Pro]に居場所が見つかってホットしております。
2011年08月