行ってみよう!自然いっぱいのたかはら自然塾
平成19年3月に廃校(はいこう)になった旧高原(たかはら)小学校を、豊かな自然環境を活用したさまざまな体験や宿泊ができる施設(しせつ)にリニューアルした「たかはら自然塾」。
平成21年7月のオープン以来、市内外から多くのかたが訪(おとず)れる人気の施設(しせつ)です。
今回は、3人の子ども通信員の皆さんが、たかはら自然塾を取材し、施設内(しせつない)の様子や手打ちそば作り体験についてリポートします。
左から、子ども通信員の大野彩文さん、遠藤あすかさん、赤津凜香さんと、たかはら自然塾事務長の大森一夫さん
たかはら自然塾でそば打ち体験
宮田小学校 6年 遠藤 あすか(えんどう あすか)
私は、初めてたかはら自然塾を訪問しました。どんな所か楽しみにしていました。緑に囲まれた中に、たかはら自然塾はありました。最初、建物を見た時に「昔の学校みたいだな」と思いました。
まず、施設の人の話を聞きました。このたかはら自然塾は、もと「高原小学校」で、133年の歴史があるそうです。そして、生徒が減少して廃校になってしまい、これからここをどうするかを地元の人々で話し合い、周りが自然豊かということで体験型宿泊施設にしたそうです。
次に、施設の中を見学しました。ほとんどが手作りされていました。その中で、私が一番感動したのが、宿泊室です。「洋室」、「和室」に分かれていました。洋室は、二段ベッドが2つ置かれており、和室は、きれいなたたみでした。そして、この宿泊室のドアが何年何組となっていました。昔の学校を思い出すようにということです。
最後に、「そば打ち体験」をしました。とても力を使う作業ばかりでした。特に、そばを切るところが大変でした。でも、がんばったかいがあり、本格的なおいしいおそばができました。たかはら自然塾は楽しい所だったので、今度は家族で宿泊したいです。みなさんも、行ってみてください。
おいしい手打ちそばが完成!
レッツゴー!たかはら自然塾
中小路小学校 6年 赤津 凜香(あかつ りんか)
今回私は、たかはら自然塾を訪問しました。たかはら自然塾を訪問して私が印象に残ったことが2つあります。
1つ目は、たかはら自然塾はもとは、高原小学校という実際にあった学校ということです。その学校は、133年の歴史がある学校で、その学校を忘れないため宿泊室の部屋番号は「〇年〇組」と書かれていました。そこからは、高原小学校の卒業生や地域の人たちの、高原小学校を忘れないという強い願いが伝わってきました。
2つ目は、そば打ち体験です。私はそば打ち体験をして食べ物の大切さに気づきました。食べ物は、まずそばを作ることから始まって、材料を集め、調理し、やっと食べることができるんだとあらためて気づきました。そばを打つのは大変で、力と技が必要なのだなと思いました。
私は、今回ふだんできない貴重な体験をさせてもらい本当によかったと思いました。たかはら自然塾を訪問し、施設の方にお話を聞かせていただき、たかはら自然塾の歴史や施設内のことなどを知り、たかはら自然塾は地域の人たちによって支えられていると感じました。このすばらしいたかはら自然塾をこれからみなさんにも利用してもらい、いろいろな体験をしてもらいたいです。
宿泊室などを見学
たかはら自然塾の思い出
滑川小学校 6年 大野 彩文(おおの さあや)
私は、たかはら自然塾の思い出が3つあります。
1つ目は、たかはら自然塾が前は学校だったことです。明治6年に建てられて、133年間学校でした。多いときは子どもが200人くらいいたけれど、とりこわすときには11人に減っていました。私は、学校だったことにビックリしました。それがとても印象的で思い出に残りました。
2つ目は、そば打ちです。
一番大変だったのは、そばのきじをこねるところです。きじがとても固くて力がいりました。でも、他の学校のみんなと協力して一生懸命きじをこねました。
そば打ちのきじを伸ばすところでは、対角線を引いた四角形みたいにすると言っていたので、その形になるように伸ばしました。そば打ちを教えてくれた根本さんが、「ちゃんと四角になるなんて上手なんだね。だいたい体験にくる人は変な形になってしまうんだ」と言ってくれたのでとてもうれしかったです。
3つ目は、そばを食べたときです。
みんなと仲よくしゃべりながら、地元の人たちが作ってくれた天ぷらも食べました。おいしすぎて顔が笑ってしまいました。とてもいい思い出になってよかったです。
力を合わせてそば作り
たかはら自然塾 |
日立市十王町高原396-1
電話番号0294-39-5391(ファックス兼用)(休)年末年始
*体験メニューや宿泊の詳細は、
ホームページ(http://www.takahara-shizenjyuku.com/)を御覧ください。 |
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