施設めぐり




十王福祉作業所
伊師みつ江(十王町)
 在宅で障害のある人たちの自立と社会適応を目指して指導、訓練を行う施設として平成4年に開設されました。 現在は、就労移行支援施設として近隣の企業からの受注作業(家電品や機器部品の組み立て)を中心に19人が取り組んでいます。
 作業所は後ろに十王川が流れ田畑に囲まれ恵まれた自然環境にあります。
 その環境を生かし、花の栽培やクラフト作りに取り組んでいます。 それらは国道6号沿いの十王物産センター「鵜喜鵜喜(うきうき)」で販売されています。


日立市社会福祉協議会
吉成ひろ子(入四間町)
 日立市社会福祉協議会は、地域の福祉課題を把握し、その解決のため住民の主体的な活動のもとに、行政や関係機関と連携しながら、市民とともに「ふくしのまちづくり」を目指す組織です。地域福祉推進事業をはじめ、ボランティア活動などの支援事業と福祉に関する相談窓口でもあります。
 悩みがすべて解決出来るわけではありませんが、「社協だより」を読むことや、相談して声を聞いてもらうだけでも、安心・安全を日常に感じることが出来るかもしれません。


吉田正音楽記念館
佐藤 稔(相田町)
 日立市出身の作曲家、吉田正氏の功績を残した数々の作品や、音楽を通して世の中に語りかけた生き方などを後世に伝え残そうと平成16年 4月に開館しました。
 県内外から多くのかたが訪れ、昨年10月には入場者が40万人を突破した人気スポットです。記念館周辺の公園の散策も楽しめ、春の桜も見ごろ、展望カフェからの市街や自然の眺望もよく、憩いの場として足を運ぶかたが多く見られます。
 これからも末永く親しんでもらおうと、吉田正氏の残した音楽を顕彰するイベントを続けていくそうです。


清掃センター(エコクリーンかみね)
高橋義明(金沢町)
 南北に伸びる海岸線と、阿武隈山地南端(俗称・日立アルプス)に囲まれた日立市の自然環境維持にふさわしい清掃センター(エコクリーンかみね)が完成して、早や7年余がたちました。
 燃えるごみの焼却処理・余熱処理・圧溶融処理・排ガス処理を全自動で行う近代的な施設で、ごみ焼却で得られた熱は、自家発電やホリゾンかみねの温水プールなどに利用されています。あらためて、ごみの減量・資源化・分別化、不法投棄をしないことの必要性を認識しました。


あかさわ山荘
本田儀弘(砂沢町)
 あかさわ山荘は、青少年の健全な育成に寄与することを目的に設立されました。施設には研修室と宿泊室、グラウンドや体育館などがあります。
 利用者は県内外の各種スポーツ少年団や大学生、小団体などで、研修や合宿に利用されています。
 特に夏休みには近くにキャンプ場もあることなどから、その利用はピークになります。
 これからも安価なこの施設を、青少年の研修の場として大いに活用してはいかがでしょうか。


老人福祉センター吹上荘
黒川さち子(石名坂町)
 老人福祉センター吹上荘は、高齢者が心身の健康的な生活を目指し、目的を持って集まり過ごす、オアシスであり歌や踊り、クロッケーなどの趣味向上の活動の場でもあります。
 吹上荘では、夕涼み会、文化祭、もちつき大会を三世代レクレーションとして行っています。どの行事も老人クラブや地域ボランティアが実行委員会を立ち上げ、企画から運営までこなし、地域のシルバーパワーの頼もしい、けん引役としての役割を担っています。


女性センター(らぽーるひたち)
佐藤眞紀子(西成沢町)
 女性センター(らぽーるひたち)は、昭和44年に婦人の家として開館し、平成10年に女性センターに改名しました。
 らぽーるとはフランス語で「共感する、心が通じ合う、信頼、親愛」という意味があります。多くの講座や自主グループが利用しています。
 エントランス奥にオルゴールがあるのをご存知ですか。イタリア製のオルゴールで、日本に数台しかない貴重な物だそうです。とても素敵な音色です。皆さんもぜひ、音色を聴いてみてください。


油縄子交流センター
松本玲子(鮎川町)
 地域のかたの要望により、平成5年9月にコミュニティセンターとして設置された油縄子交流センターもオープンから14年目を迎えました。
 市内の中央に位置し、小・中学校などと隣接した油縄子交流センターは、子どもたちの声の響く活気ある環境です。
 市内のかたはどなたでも利用出来ます。現在、年間を通し、月平均2000人を超える人たちが利用し活動しています。
 センターの中では、子どもたちのかわいい声から、年配の人たちの笑顔とにぎやかな声があふれています。一度のぞいてみてはいかがですか


日立市シルバー人材センター
入江大祐(西成沢町)
 日立市シルバー人材センターは、高齢者にふさわしい仕事を事業所、家庭、公共団体から引き受け、会員に提供する県知事許可の公益法人です。現在、約1千200人が会員登録し、庭木せん定や草刈り作業、刃物研ぎ作業など、数多く行っています。
 最近は、家事介護のための業務や屋内外の補修の要望に対応する受皿作りに注力しています。
 また、会員の技能研修会、会員相互の親睦会も行っています。
 今年中にはホームページを開設します。


かしま児童館
池田京子(東多賀町)
 かしま児童館は、児童に健全な遊びを与え、健康を増進し情操を豊かにすることを目的とする施設です。幼児や小学生のクラブ活動のほかに、年間を通して、児童館まつりなど、楽しい行事を催しています。
 また、0〜1歳児親子対象の子育て広場や、市の北部地区にある11学区の児童クラブの拠点にもなっています。
 児童館にある遊具、絵本、空室などはだれでも自由に利用出来、玄関の職員手作りによる四季折々の壁面画が来館者を温かく迎えてくれます。


年中無休の池の川処理場
白土孝信(会瀬町)
 池の川処理場では、各地に設置した大小60か所の中継ポンプから送られてくる各家庭や工場から出た汚水を、各種処理設備で処理し、最終的には「汚泥」と「きれいな水」に分離処理しています。
 これらのゥ処理設備は、昭和48年からフル稼働し、老朽化が進む一方、朝夕の処理量の変動管理や異常時の対応など張りつめた環境下にあり、しかも常に正常な運転・維持管理が要求されています。
 また必ずしも良い職場環境とは言えないところで働いている職員の苦労を感じました。


多賀図書館
鶴岡育枝(千石町)
 多賀図書館は、現在10人の職員を中心に運営されています。
 蔵書は11万冊、年間貸し出しは30万冊で、多くの市民に親しまれ利用されています。
 11月には新たに「子ども図書室」「小・中学生用の調べ学習室」がオープン予定で、子どもたちにも更に充実した場所になることでしょう。
 決して広くはありませんが、職員のかたの創意工夫でアットホームな雰囲気の良い図書館です。
 入り口に飾られたさりげない草花に心が和みます。ぜひ、お出かけください。


子どもすくすくセンター
秋山真理子(かみあい町)
 すべての子育て家庭の支援とともに、中心市街地の活性化を目指す目的で、昨年4月に開設された子どもすくすくセンターは、現在、1日約30組の親子が利用しています。
 親子交流の場の提供、子育て相談などは、専任の保育士が担当し、乳幼児の一時預かりについては、日立ファミリー・サポート・センターが運営しています。
 また、親子を対象とした「ぴよぴよタイム」や親を対象とした子育て講座「きら☆りんタイム」などを実施していて利用者に人気があります。

折笠スポーツ広場写真

折笠スポーツ広場
高田瑞穂(本宮町)
 折笠スポーツ広場は、自由広場(野球場2面)、テニスコート(6面)、芝生広場、アスレチック広場などと駐車場・管理施設・緑地を合わせて総面積約42,000ヘーホーメートルと広く、環境に恵まれ、一般のかたやスポーツ団体が活用しています。年間利用者数は自由広場が14,000人、その他の施設で約8,000人、更にジョギング(1周約700メートル)を楽しんでいるかたが多く見られます。
 周辺は、小高い山々と田園地帯で緑と自然に囲まれた美しい風景が眺められます。ぜひ、利用してみてください。


鵜来来(うらら)の湯十王

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山縣千惠子(十王町)
 鵜来来の湯十王は、国民宿舎「鵜の岬」に隣接した日帰りの温泉施設です。
 地下1千300メートルから46℃の湯が毎分400リットルわき出ます。
 ナトリウム硫酸塩・塩化物泉で神経痛・婦人病などに効きます。浴室は3階にあり、大浴場、露天風呂、気泡湯などに浸りながら、青い海原、白い砂浜、緑の松林を眺めて心身ともにリフレッシュ出来ます。大広間やラウンジ、売店もあり、休憩や飲食が出来ます。
 利用料金は、平日は大人800円、子ども400円、休日は大人千円、子ども500円です。


勤労青少年ホーム

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吉成ひろ子(入四間町)
 働く若者のために、退勤後や休日にサークル活動、スポーツ、レクリエーションなどの余暇の有効な活用と、働く若者への相談、講座や交流会の開催などを行うことを目的に昭和49年に設置されました。
 情報過多の現代は、パソコンに向かえば机上で知識は得られますが、人のぬくもり、つながりは人と同じ時間を共有することから始まります。
 ホームには、青年サークルのほかに高校生のボランティアグループYLCなど多くのサークルがあります。同じ時間を共有しませんか。


かみね動物園

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荒井秀昌(弁天町)
かみね動物園は、昭和32年に開園し、来年50周年を迎えます。
皆さんも一度は訪れたことがある施設だと思います。
かみね動物園では、人気のゾウ・キリンなど72種の動物が飼育されています。
動物たちを見ながら園内を散策してみると、動物たちの仕草(しぐさ)や表情に、
新たな感動・笑い・喜びを感じることが出来ます。
最近、旭山動物園の話題もあり、動物園の人気が徐々に高まってきています。
50周年に向け、新しい企画もたくさんあります。
新たな感動の発見に、かみね動物園を訪れてみてはいかがですか。


視聴覚センター

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吉武裕子(川尻町)
 「視聴覚センター」というと少し近寄りがたい印象がありますが、「多賀図書館」が併設されている施設といえば、行ったことがあるかたも多いのではないでしょうか。
 昔懐かしい映画やアニメ、映像で分かる「日立の歴史」などを見ることが出来る視聴覚機材や教材、資料などが整備されています。
 施設の中には試写室もありますから、学校や団体だけではなく、個人でも確認して借りることが可能です。
 開かれた地域のメディアセンターとして、ぜひ、利用してください。


奥日立きららの里

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地図

立花かをり(神峰町)
 東京ドーム約10個分の広大な敷地の奥日立きららの里は、家族で気軽に自然と親しめる観光スポットです。
 ふれあい牧場やアスレチック遊具、日本一長いすべり台もあり、場内のいたる所で咲く四季折々の花が楽しめるばかりか、
16棟あるケビンに泊まることも出来ます。
 山の斜面を利用したドッグランは昨年秋の開設以来、約800人が登録する人気となっています。
 水質や地質を生かして育て放流した蛍やあじさいの観賞用施設も企画中とのことで、今後のイベント展開が期待されます。


ホリゾンかみね

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佐藤賢一(小木津町)
 ホリゾンかみねは、かみね公園内にあり、毎日約300人のかたに利用されています。開館時間は午前9時〜午後10時で、毎週月曜日が休館日です。
 1階はロビー・談話コーナーなど、2階は5つの会議室、地下には浴室・トレーニングルーム・大広間などがあります。
 地下施設の利用時間は午前10時〜午後9時30分で、使用料は、大人320円、子ども110円です。 風呂は清掃センターの熱エネルギーを利用しています。
 施設は全館オーシャンビューで、桜の時期の海と花のロケーションは抜群です。


天気相談所

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河村昌子(久慈町)
 市報の毎月5日号に掲載している「日立の気象」は、市役所の庁舎内にある天気相談所が担当しています。
 市立の気象台として、全国的にも珍しいこの天気相談所は、元の日本鉱業日立鉱業所が保有していた煙害対策用の気象観測施設とデータなどを市が移管を受けて発足しました。
 現在では、ホームページで今日から明後日までの天気と気温の予報、桜の開花状況、日立港の潮位など地域の情報を随時提供しています。
 これらの市の気象予報士の豊富な情報を私たちも最大限に活用しましょう。


塙山交流センター

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青山公子(塙山町)
 小学生が植樹したハナミズキの通りを抜けると、約22年前にコミュニティセンターとして市内で初めて出来た塙山交流センターがあります。建物の風ぼうにはさすがに年月を感じてしまいますが、中庭には大きな桜の木があり、春には花見を楽しむ地域のかたのために、ライトアップをします。
 学校から帰ってきた子どもたちが遊びに来たり、庭先で咲いた花を届けてくれるお年寄りなどで、いつもにぎやかな声が聞こえてきます。センターは今年度、増築します。来春、今以上にたくさんの人が集う場所になります。


日立市計量検査所「計量Gメンの活躍」

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北見邦恭(金沢町)
 鮎川河口近くにある日立市計量検査所は、正しい計量のために、立入検査、定期検査、計量の啓発を行っています。
 厳密に保管されている分銅(重さを量る基準器)は特級、1級があり、日立市の基準となっており、産業と商店の要です。
 身近な所ではガソリンスタンド、スーパーなどへの立入検査を行い、正しい量目かチェックしています。皆さんは商品の風袋にお金を払っていませんか。計量モニターも目を光らせています。
 体温計、血圧計の検査は無料です。どうぞお持ちください。


記念図書館

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桧山利男(東大沼町)
 図書館は、記念・多賀・十王の3館があります。
 記念図書館は、日立シビックセンター内にあって、中央図書館的な役割も担っています。
 3館とも連携をしながら赤ちゃんから児童まで読書に親しみながら、成長して欲しいとの願いを込めて、心配りをした行事を続けています。
 更に、館内には72人分の学習室があって、恵まれた環境が整っています。
 図書館は、市民の宝庫です。気軽に利用されることを心待ちしています。
 貸し出しカウンターの親切な応対には、きっと満足することでしょう。


いつでも安全でおいしい水を作る森山浄水場

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町田美妃子(みかの原町)
 私たちの生活に欠かすことの出来ない水道水は、市内の久慈・十王川の南北2つの水源から取水し、森山・日立十王の2箇所の浄水場を拠点に各家庭などに供給されています。
 浄水場では川から取水した原水に、薬品などを注入し、沈殿、ろ過、消毒して浄水池に貯え、送水量を調節して私たちの家庭に給水しています。水が飲めるようになるまで約12時間かかります。
 6月第1週の水道週間のときは、一般公開しています。24時間休みなく安全な水を作っている森山浄水場を見学してみてはいかがですか。
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