41.金山百体観音

金山百体観音
交通案内




所在地:日立市成沢町

★人里から遠く離れた山の雑木林の中、三基の石祠を中心にした塚の周りに並び立っている。この三基の石祠は「三熊野」といわれている。ここは助川町追上峰金山地内である。
★金山(かなやま)というのは江戸期の助川村の小字名である。このあたり一帯で金の採掘が行なわれていたのでこの名がある。
★百観音の百は西国三十三所観音礼所、坂東三十三所観音礼所、秩父三十四所観音礼所の合計百所を意味している。
★観音は三十三態(体)に化身して法を説く(観音経)、ということから三十三か所の観音堂を巡る信仰が生まれた。
★三十三所観音礼所の本尊は、・千手(せんじゅ)、・如意輪(にょいりん)、・十一面(じゅういちめん)、・聖(しょう)、・馬頭(ばとう)、・准 胝(じゅんてい)、・不空羂索(ふくうけんじゃく)、の七観音のいずれかになっている。
★三十三所観音礼所は全国にある。
  例えば 水戸三十三所礼所  中里の十四番・玉廉観音、田尻の十五番・  度志観音  下野三十三所礼所    会津三十三所礼所 

 
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