11. 諏訪神社

所 在 地:日立市諏訪町3丁目11-13
諏訪神社は、下社の祭神が建御名方命です。上社は日立市西成沢町3丁目1602番地にあり、祭神は鎖蹈鞴五十鈴姫になっております。
由緒沿華は社伝によりますと、建長2年(1250年)信州諏訪(長野県諏訪市)の諏訪神社に仕えていた藤原高利(万年太夫と称された)が一夜霊夢により、
上諏訪明神の分霊を当所上諏訪に、下諏訪の分霊を当所下諏訪字台にそれぞれ勧請したと伝えられております。
その後、万年太夫は近くにある水穴(神仙洞)で、村人が不明になったことを聞き、これを確かめるため夫婦でこの水穴に入り、奥深く進入したまま戻ってこなかったといわれています。
諏訪神社には、この万年太夫が水穴に入る祭、自分で夫婦坐像を彫刻したという万年太夫夫婦坐像が社宝として残っております。
また、藤田東湖揮毫の諏訪神社大のぼりは文化財に指定され保存されております。

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