お楽しみスポット


ウォーク1ウォーク2
ウォーク写真
(写真は再発見ウォークの様子)




中里中学校2年 椎名 絵里加(しいな えりか)さん
 私の住む中里は世帯数が少ないため、体育祭や文化祭などの大きな行事は、幼稚園・小学校・中学校、そして地域が一体となって行っています。
 特に、文化祭は、中学校の澄水祭(ちょうすいさい)と同時に「中里ふれあい祭り」が行われます。中学校と同じ敷地(しきち)にある交流センターや中学校のグラウンドも会場になるため、とても盛大(せいだい)なものになります。内容も、地区の趣味・サークルの発表や作品の展示、バザー、そしてゲームなどとても盛りだくさんです。おかげで、体育館で行う私たち中学生の発表や作品展も、地域のたくさんの人に見てもらえます。
 昼休みには、私たち中学生も地域の「ふれあい祭り」に参加します。地域の人によってふるまわれるけんちんうどんやわたあめ・抹茶コーナーは毎年とても人気があります。
 また、グラウンドの特設ステージでは、さまざまな発表が行われます。今年は初めてフラダンスが、サークルの人たちによって披露(ひろう)され、観客の注目を浴びていました。
 このように、子どもから大人までいっしょになって楽しめることはほかにあまりないので、これからもたいせつにしていきたいです。そして、中里ならではの伝統的な行事がずっと受け継がれていけばいいと思います。
地域の手作りの一つ「わたあめコーナー」も大好評で、たくさんの人が並びます。


提供:日立市観光協会

MUSIC ON!!

助川山市民の森
特色及び適した
自然体験活動
ネイチャートレール(自然遊歩道)が12本あり,滝での沢遊びや森林浴,
ハイキングなどが楽しめる。
カッコウなどの野鳥やタチツボスミレ等の各種植物観察。
アクセス 電車:JR常磐線日立駅下車バス約20分・・・(青葉台東口バス停下車)
車:常磐自動車道日立中央I.C.より水戸方面へ約20分
問い合わせ 市都市計画課
TEL 0294−22−3111(内線265)

「イトヨの里 泉が森公園」

市内で初めて市民参加のワークショップ方式で進められてきた
『イトヨの里泉が森公園』がオープンしました。
公園内の澄みきった水辺には、全国的にもたいへん貴重で
湧水地にしか生息しない魚”イトヨ”(陸封型)がいます。
人とイトヨがいつまでも共存できるようこの環境を私たちの手で守っていきましょう。
問い合わせ:都市計画課(0294-22-3111(内線276))

中里レジャー農園
ところ: 下深荻町西上渕、岡町周辺のレジャー農園
問い合わせ: 茨城ひたち農業協同組合中里支店 TEL 0294-859-0101

募集

田舎体験農園の入園者

 中里の自然に親しみながら農業体験をしてみませんか。
地元の農家のかたから指導を受けながら野菜づくりができます。
日時入園期間=4月1日〜来年3月31日
場所下深荻町(水道、トイレ、倉庫あり)
対象市内に住んでいる農家以外のかた
内容募集区画=8区画(多いときは抽選) *1世帯1区画。
参加料など1区画(約50平方メートル)年間1万円
申し込み3月17日(金曜日)までに電話で農林水産課 内線403へ

田舎体験農園の入園者を募集します!

 中里の自然に親しみながら農業体験をしてみませんか。地元の農家の方から指導を受けながら、野菜作りができます。

入園期間


4月1日(月曜日)〜来年3月31日(火曜日)

ところ

下深荻町(水道、トイレ、倉庫あり)

対象者

市内に住んでいて農家以外の方

募集区画

5区画(多いときは抽選) *1世帯1区画

料金

1区画(約50平方メートル) 年間10,000円

申し込み

3月15日(金曜日)までに電話で、農林水産課 内線 402へ


特集:中里に恋して(子ども通信員リポート)

こんなに近いすてきな田舎、中里の魅力伝えます!
 市の北西部に位置する山間地域、中里地区。人口減少や高齢化が進み、基幹産業である農業の維持が課題となっています。こうした地域に活力を取り戻そうと始まった国の制度「地域おこし協力隊」。今号では、市外から中里地区に飛び込んだ2人の協力隊員の活動や、2人が活動を通して気づいた中里地区の魅力について、子ども通信員3人が取材しました。
 
INTERVIEW

子ども通信員が地域おこし協力隊の2人にインタビュー!!
 
日立市地域おこし協力隊

渡邉 友貴子(わたなべ ゆきこ)さん  安瀬 年勝(あんぜ としかつ)さん
(活動3年目)              (活動1年目)

渡邉友貴子さんプロフィール

 筑西市出身。母校で行われた県北地域でのフィールドワークで中里地区と繋(つな)がりができたことをきっかけに、地域おこし協力隊に応募。市の協力隊第1号としての活動は最終年の3年目。周辺自治体の協力隊員の誰よりも、地域に愛されている自負がある。

安瀬年勝さんプロフィール

 東京都出身。長年、両親の生まれ故郷である福島県での農業生活を夢見ていたが、東日本大震災により断念。その夢を捨てきれず、地域おこし協力隊に応募。農家の手伝いをしながら農業を勉強中。耕作放棄地や休耕地を利用した活動を目指している。
 
子ども通信員

左から                        
小幡 蒼空(おばた そら)さん    (日高中)
船木 春奈(ふなき はるな)さん  (豊浦中)
植木 柚来里(うえき ゆくり)さん  (十王中)

隊員としてふだんどんな活動をしていますか


植木
(渡邉) 私は毎月1回、中里の良いところを紹介・楽しんでもらう「自然体験プログラム」を企画しながら、訪問客の案内や体験の受け入れ、農家民泊事業のお手伝いなどを行っています。昨年11月からは、中里・高原地域の民泊受け入れ家庭の協力のもと、東洋大学の外国人留学生の受け入れを行っています。都市部で経験できない、この地域ならではの日本らしい体験をしてもらっています。活動をたくさんの人に知ってもらうため、ブログやフェイスブックなどのSNSで発信しているほか、コミュニティFMでも広報するなど、日々、中里に遊びに来てもらえるきっかけづくりをしています。

留学生3人は産業祭の売り子も体験
 
(安瀬) 私は主に、田畑や果樹農園のお手伝いをしています。中里に来て感じたのは、耕作されている田畑はきれいでも、その周辺は草が生い茂っているということ。これは中里地区に限らず、全国的な問題ですが、高齢化や後継者がいないなどの理由で田畑の管理が難しくなってきているのです。私は大好きな中里の風景を何とか維持していきたいという気持ちで活動しています。

苦労したこと、大変だったことを教えてください


船木
(渡邉) 市の地域おこし協力隊第一号として、前例がない中でのスタートだったので、最初は少し不安でしたね。地域の皆さんも、素性もよく分からない人間が突然飛び込んできて、びっくりしたのではないかな。当初は協力隊員の仕事や、自分のやりたいことなどを地域の皆さんに理解してもらうのが大変だったけれど「夢ひたちファームなか里」の梶山さんが窓口役になってくれたおかげもあり、1年ほどで地域に溶け込むことができました。今では、たくさんのかたが応援してくれてとても幸せです。
 
(安瀬) 最初は地域の皆さんに受け入れてもらえるかとても不安でした。でも、中里は本当に良いところなので「やるしかないな」と。移動には車が必須なので、買い物が大変だと感じることはありますが、今ではその不便さも楽しめるようになってきましたね。

活動を通して印象に残っていることはありますか


小幡
(安瀬) 「人の心の温かさ」ですね。中里に来て少しすると、地域の皆さんから、収穫された野菜や果物をたくさんいただくようになりました。「安瀬さん、これ持って帰って食べな〜」って。それも信じられないくらいたくさん。よそから来た人間に心遣いをしてくれる。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

「お裾分け」はいつもどっさり
 
(渡邉) 企画したイベントの後に「楽しかった」「また来るよ」と声をかけてもらえることですね。涙が出るほどうれしい。あとは、自然豊かで、健やか、そして皆さんが優しくて、居心地がすごく良い。活動3年目になってしみじみ実感しています。

中里でとれる野菜や果物で好きなものはありますか


植木
(安瀬) リンゴやブドウ、この時期は栗などもおいしい。何より、季節ごとに旬のものをたくさん食べることができるのは最高のぜいたく。
 
(渡邉) お米が好きなので、新米の時期は本当に幸せ。また、野菜も、特にカブは東京に住んでいた時に食べたものより格段においしく感じたのを覚えています。

中里の魅力について教えてください


船木
(渡邉) 本当に居心地が良い。田舎ではあるけど、不便に感じることはほとんどないし、市街地へのアクセスも決して悪くない。「コレ!」という観光名所はなくても、日常の生活に根差した「日本人の知恵」があり、さまざまな農作業体験、収穫体験ができる。物見遊山的な「モノ」の資源より、体験型の「コト」について、魅力的な資源がたくさんある。そして、そういった体験を提供してくれる人たちがいるというのが本当にすてき。協力隊としての活動が終わっても、私はこの中里に住み続けたいと思っています。
 
(安瀬) 以前は家と家の隙間がまるでなく、夜もガヤガヤ音がするような場所に住んでいました。今はカエルの鳴き声がうるさいくらい(笑)。中里に来る人は、名所や史跡を見に来る人が多いのですが、空は青いし、空気はおいしい。星もきれい。川を見るだけでも気分が落ち着き、時間がゆっくりと過ぎていく。秋から冬は紅葉も。少し見方を変えるだけでも、中里の奥深さを感じることができると思うので、ぜひ味わいに来てほしいですね。

2人の活動は中里に新しい交流が生まれるきっかけを作ってくれている

 友貴ちゃんは好奇心と行動力の塊。彼女が企画したイベントで、今まで中里に来ていなかった学生などの若い世代や外国人留学生が来るようになった。また、果樹農園への訪問客や収穫体験などの対応が円滑にできるのは安瀬さんのお手伝いの力が大きい。市外から来て、たいへんなことがたくさんあっただろうけど、今では2人とも本当に頼りにされている。協力隊員としての活動は、2人の今後の活動の足掛かりとして、きっと貴重な経験になると思います。

夢ひたちファームなか里 代表 梶山 明子さん
 

渡邉さん、安瀬さんと梶山さん。活動するときはいつもいっしょ
 

梶山さんは、協力隊員2人にとって中里暮らしの大先輩

サツマイモの収穫を体験してきました

 渡邉さんは、夢ひたちファームなか里が実施している農業体験の企画やPRに携わっています。モットーは「自然豊かな中里を身近に感じてもらうこと」。今回、子ども通信員の3人は、農業体験の一つであるサツマイモの収穫を体験しました。
 

とても大きなサツマイモを収穫することができました!
 

ほかにも、中里ではリンゴやブドウ、そばなどが収穫できるそうです!
 

渡邉さんは、収穫した野菜や果物を使った料理を
地域のかたに教えてもらっているのだとか。
 

収穫方法


(1) 地表を覆っている葉・つるの部分を刈り取る
 

(2) サツマイモの周囲の土を掘って取り除く
 

(3) サツマイモを傷つけないように優しく掘っていく
 

(4) 根で繋(つな)がっているサツマイモをもぎ取り、ひとつずつ地面に並べていく
 

(5) サツマイモをコンテナに入れて収穫完了!

おいしい!自慢の果物・野菜


【ブドウ】大ぶりのブドウ。収穫時期には木々がきれいな濃紺に染まる。
 

【リンゴ】約30種類があるそう。文字入れをしたユニークなリンゴも。
 

【カブ】初めて食べたときの感想は「まるで桃」だったと渡邉さんは語る。

〜地域おこし協力隊はこんな活動もしています〜

中里で採れる果物を使って、ドライフルーツを作りました
 
 中里産の果物が市民のかたにあまり知られておらず、とても悔しかったので、地域のPR活動に繋(つな)がる商品を作ってみたい、と考えていました。
 そしてこのたび、中里で採れる豊富な果物を使って、ドライフルーツを作りました。
安心安全、無添加。全て中里産の果物を使用した、優しいおやつです。作物を作ってくれた農家さんの思いも伝わるような、あったかい商品になれば良いなと願っています。見かけたらぜひ、手に取ってみてください!
  

取材してみてどうだった?

私が見た中里地域や地域おこし協力隊の魅力


豊浦中学校2年 船木 春奈さん
 
 私は、この取材で地域おこし協力隊や中里地域について詳しく知ることができました。協力隊の渡邉さんと安瀬さんは、中里地域の観光資源や地域行事の情報発信など幅広く活動しています。また、農業体験を取り入れたイベントも行っています。私もサツマイモの収穫作業の体験をしました。広い畑に入って掘る作業はとても楽しかったです。畑の周りには果物の木もいろいろあり、かりんや柿などが実っていました。渡邉さんは企画したイベントを通して、地域のかたがたや体験した人たちから「ありがとう」と声をかけてもらう時が嬉しいそうです。県内外の人たちにも自然豊かな中里を見に来てほしいです。
 


みんなに届け!中里の魅力


十王中学校2年 植木 柚来里さん
 
 私は中里地区に行ったのは初めてでしたが、収穫体験を通して中里の自然を身体で感じることができました。豊かな自然に囲まれて育った中里の野菜は本当においしかったです。そして、地域のかたがたと農作業やイベントを開くなどしている地域おこし協力隊のお二人のお話には、中里への愛情があふれていました。お話を伺った中でも「中里地区には観光名所はないけれど、自然豊かで居心地もよく毎日が幸せです」とおっしゃっていた言葉が強く印象に残りました。中里への熱い思いがあり、地域のかたがたとの深いつながりもあるお二人だからこそ、中里の魅力を発信できるのだと思います。今まで以上に中里地区が身近に感じられる貴重な体験になりました。
 


今あるこの風景を大切に


日高中学校2年 小幡 蒼空さん
 
 今回私は、自然あふれる中里で農業体験をさせていただきました。今回の取材で一番印象に残っているのは、安瀬さんの言っていた「今あるこの風景を大事にしたい」という強い思いです。最近は中里から若い人が少なくなり、畑を耕す人がいなくなってしまうので雑草だらけの畑が増えているそうです。そんな中でも、今回体験させていただいた農家さんの畑はとても手入れが行き届いており、たくさんの種類の野菜が真っ直ぐ植えられていて、愛情を込めて育てられてるとすぐ分かる畑でした。私はそんな畑を見て、この風景とそれをとても大切に思っている人がいるということをみんなに伝えたいなと思いました。ずっとずっと未来へ残してほしいです。
 


 よそ者だった私たちが、中里を好きになるのに、1年という時間は十分すぎるほどでした。野菜や果物が採れたてで味わえる幸せ、満天の星空やホタルの飛ぶ里川など、自然豊かな環境に恵まれながら日立の市街地や、水戸、東京にだって行ける立地。そして何より、中里に暮らすすてきな人たち−。
 観光名所的なスポットやガツンと印象に残るものは決して多くないのかもしれない。だけど、気づいてほしい、もっと誇りに思って自慢してほしい。動物園や海だけではない、素晴らしい体験ができる場所が、こんなにも近くにあるんだっていうことを・・・。

 


地域おこし協力隊とは?

 人口減少や高齢化の進行が著しい地域などに主に都市部に暮らす人や地方での活動に興味がある人を受け入れ、農業、漁業などの応援や住民の生活支援などの活動を行ってもらう取組


■サン・グリーンなか里

ぶどう、リンゴ狩りの案内のほか、農産物・農業加工品の販売、うどん、そばなどの食事もできます。
● 営業 9:00〜18:00 休業年末年始
● 電話 0294-59-0100
<アクセス>
● JR常磐線日立駅より「東河内(ひがしごうど)」行バス40分終点下車徒歩10分。
● 常磐自動車道日立中央 I.Cより20分 。


■日立南ドライブイン

日立南インター近く、国道293号線沿いの魚介類が豊富な鮮魚店や生きの良いねたが自慢のすし店などが入ったショッピングセンター。
●営業 8:00〜18:00
●電話 0294-28-1010
Pあり
<アクセス>
●JR常磐線大甕(おおみか)駅よりタクシーで約10分
●常磐高速道路日立南・太田I.Cより約3分

ホリゾンかみねの教室

教室名曜日コース時間
エアロビクス18時30分〜19時30分
19時40分〜20時40分
ソフトエアロビクス
10時30分〜11時30分
やさしいピラティス&ストレッチ
ストレッチ&リズム体操
骨盤調整ビクス18時30分〜19時30分

参加料など各コース3千240円(4回分・地階施設使用料含む)
申し込み電話でホリゾンかみね 電話番号0294-22-2045へ






TOPHitachi Media Club