観てきたよ−8

(星野−1)

五社堂
夏真っ盛りの8月に男鹿半島に旅す。男鹿は最初へんぴな所と思ったが、北部、東部は殺風景、しかし、西部は結構いけるんです。
長楽寺と言うお寺の所から、石段をえっちらほっほと昇ると最後に神社が五つ並んでいる。「五社堂」と言う。
結構静寂の中に五つも神社が建っているのは、みてよかった〜!と思わせますよ。
場所;秋田県男鹿市船川港本山門前字祓川35  TEL:0185-23-2111(男鹿市観光課)

五社堂は赤神神社の本殿とされており、中央堂に主神として赤神を祀ったので、赤神神社の名称になったとされています。
建保四年(1216)別当円転が霊夢に感じて鎌倉の右大臣源実朝公に請願、円転に命じて叡山山麓の山王上七社を勧請したもので二社廃れたので五社に配祀されたとされています。
各堂の名称は向かって左から、「十禅師堂」「八王子堂」「中堂」「客人(まろうど)権現堂」「三の宮堂」と呼称されています。
また、この五社堂は建立、再建、修理の年代がよく解るため、近世社寺建築の編年上重要な建物とされております。
現存の五棟の社殿は江戸時代の中ごろ(1710年宝永7年)に建てられたもので、向拝、屋根、柱、組み物などに珍しい 工夫がみられます。
平成10年10月1日より3年6ヶ月、平成の大修理が行われました。

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