カラミ
鉱山の製錬所の溶解炉で銅鉱石を溶かすとハ(かわ)(銅)と゚(からみ)(銅以外のもの)に分離されます。製錬所跡の斜面にこのカラミが広がり、黒く観える光景は日立市ならでは。
?鉱山電車跡
助川駅(現在:日立駅)から製錬所のある大雄院まで結んだ専用鉄道。1908(明治41)年に開通。1960(昭和35)年に廃止。現在もその跡を追うことができます。 |  |
(1)日鉱記念館
大煙突にまつわる歴史的資料、鉱石、鉱山機械などを展示。大煙突の歴史はもちろん、日立市発展の歩みや日本の近代産業史を学ぶことができます。先人たちが残した偉業の数々をご覧ください。 |  |
(2)御岩神社
188柱の神様が祀られる由緒正しき神社。小説・映画「ある町の高い煙突」の主人公のモデルとなった関右馬允が生まれ育った入四間にあり、作中にも登場します。近年、パワースポットとして訪れる人が増えています。 |  |
(3)日立武道館(共楽館)
日立鉱山の福利厚生施設として1917(大正6)年に完成した劇場。歌舞伎のほか講演会、演奏会、映画上映などを開催。現在は日立武道館として使用。ここからは大煙突をみることができます。 |  |
(4)新田次郎文学碑
大煙突にまつわる歴史をモデルとした小説「ある町の高い煙突」の著者・新田次郎の功績を称え、日立市制50周年の記念に建設されました。1993(平成5)年に折れてしまうまでは、ここから大煙突を眺めることができました。 |  |
(5)かみね公園頂上展望台
小高い丘に動物園や遊園地があるかみね公園頂上展望台は太平洋の大海原、日立市の街並み、緩やかに続く山々を眺めることができます。この展望台からは大煙突をみることができます。
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(6)久原房之介・小平浪平頌徳碑
日立鉱山創業者・久原房之助と日立製作所創業者・小平浪平の功績を称え、1942(昭和17)年の市役所庁舎玄関脇に設置、戦後現在地に移設。碑を囲む円形の土台の大きさは、大煙突下部の内径と同じ大きさでつくられています。 |  |