魅惑のニコイチ(MINOLTAパノラマズーム105編)

 

まず、「ニコイチ」とは。

二個のジャンクカメラの部品を集めて、
一個の正常なカメラに組みなおすことである。
二個を一個にする。
すなわち「二個一」=「ニコイチ」である。


これぞジャンクカメラ復活法の王道(?)である。

まず最初は外装部品の欠品する正常動作のジャンクカメラ、
そして、外装部品はきれいで、動作しないカメラ。
この「ニコイチ」をお見せいたしましょう。


まず、同じように見えますが同型機種です。(笑)
下が、外装部品欠損、しかし正常動作するカメラ。
上にあるのが正常動作しないが超美品なカメラです。

外装部品欠損とは、
この液晶パネル部のカバーが欠損。

そして、外装部の傷が多いことが難点です。
さらにフラッシュ部のカバーも割れていました。

上下入れ替えてみました。
上が外装部品欠損カメラ。
下が不動カメラ。

それぞれを下から。

まずは、正常動作品の破損した
外装部品を引っぺがします。

コンデンサに注意しながら・・・
決して真似しないように。

そしてもうひとつのカメラの外装部品もはがします。
どっちがどっちだかわからなくならないように気をつけましょう
(笑)
ちなみに画像の左側より、
壊れた外装・正常な内部・きれいな外装・不動の内部です。
・・・・・・たしか(忘)

そして、きれいな外装部品を、
正常動作する内部に取り付けます。
破損した外装は、
不動の内部に取り付けます。
最初の画像と同じように見えますが、
これで正常なカメラ一台(下)と、
ジャンクなカメラ(上)が一台出来上がりです。
(笑)

電池を入れて動作確認します。
下にあるのが正常動作品です

ほら正常動作します。(笑)
2個のジャンクカメラから1台復活しました。

ちなみにこの修理品は、
弟家族用にあげちゃいました。
もちろんテスト撮影してからですけどね。

撮影結果も上々。


修理後 作例1

なかなかシャープでかつ、
ボケもきれいです。

修理後 作例2

シャープです。
マクロ域でもこのとおり。


2002/9/12

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