MINOLTA α-9000 その2


写真はMINOLTA α-9000 + 28〜135mm F4〜4.5 + MD-90単3電源パック仕様
さらに、2800AF + CG-1000システム

AFカメラ一斉処分の際に里子に出されてしまったカメラだけれども・・・・・・。
(後悔)
と締めくくった、手放したα-9000ではあったが、
今年になって実は買い戻していたのだった。

とは云うものの、
経年劣化の液晶パネルの液漏れつきで、完全なものではないのだけれども。
ミノルタの液晶パネルはこうも劣化で液漏れがするものなのか。
というほど多い。

これはもう仕方が無いということで目をつぶってしまえば、
そこそこのお値段で当時の最高機種が手に入る。

さて、しばらくは単体で使っていたのだが、
やはり、昔のようにモータードライブが欲しくなってきた。

ところが、これまたニッカドパック仕様はニッカド電池の劣化で
逝っているものが多い。

となると単3乾電池の使えるバッテリーパック仕様のものを探すしかないのだが、
これまたなかなか見つからない。

オークションでは高いし、ニッカドパックはジャンク扱いである。
となるとショップかな?
ということで、学生時代から散々通いつめたショップのHPで在庫確認。
ニッカドパック仕様が7000円、即座に問い合わせて、
購入手続きをとったものの、出荷前のテストでニッカドパックが逝っているとのことで
キャンセルになった。

メーカーでこのニッカドパックの電池を交換してくれないものか?
ネットで検索すると、このニッカドパックの中の充電池は単5サイズであり、
普通では手に入らないもの。
ラジコンの充電池などに利用されていると記憶にあったが、
たやすく手に入れられないとなると、ジャンク品を買って、
自分で交換、というわけにもいかない。
また、9Vタイプの乾電池があるが、あれのニッカドタイプの中身を
利用して再生したという方法がネット上にあったが、
サイズが違うこと、アンペア数が変わると機能に問題が生じる可能性があり、
真似をするのも躊躇する。

考えた挙句に、キャンセルしたものの、単3仕様を入荷したら連絡をもらえるように
予約を入れておいた。

本当は従妹の結婚式前に入手したいところだったのだが、
間に合わず、
最近になって入荷のお知らせが来た。

やはりニッカド仕様に比べ、高価になったものの、
昔ニッカド仕様を買ったときの半額であったので即決で購入。

ニッカド仕様は比較的バッテリーパックが薄く、軽量であったが、
単3仕様は12本格納するためか、分厚く、電池を装填すると
ちょっとした重りだ。(汗)

とにもかくにも、実用可能なα-9000+モータードライブを久々に手にする。
ずしりと思いこの感触。

今では内蔵機のほうが高速巻上げが出来、音も静かなのだが、
甲高いモーター作動音と秒間5コマの高速巻上げ。
確か、ミノルタでは初めての秒間5コマのモータードライブだったと思う。

そんなこんなで、手放して10年経過してぼくの元にα−9000が戻ってきた。

久々ながら散々愛用したカメラ。
説明書など必要ない。
手がカメラの馴染んでしまえば、自然と操作のコツを思い出す。

ぼくの基本的な使い方はスポット測光モードでAEロックを使用する。
撮影モードは絞り優先AEである。

OLYMPUSのOM-4Tiを使っているのもあって、この方式が一番使いやすい。
マルチスポットは出来ないものの、(プログラムバックスーパーが必要)
シングルスポットでほとんど間に合う。

露出の何たるやを知れば、中央重点測光で露出補正をするよりも、
この方法のほうが迅速である。

こうしてミノルタαのMF専用機として、わがシステムに返り咲いたα-9000、
今後台数を増やすかもしれない。


2003/10/07

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