数学ボードから(2)

注: ボードからの作業でミスや見落としなどがあったら ご教示下さい。
(部分的に文字化けとかあってけっこうメンドウ)

Re[2]:大小比較問題 K.Ogiharaさんへ
正解です。あっけらかんとしてて知恵を要するいい問題ですよね。
http://tokyo.cool.ne.jp/coolee/

Name : coolee(347) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/8/17/火/16/07)


Re:大小比較問題 cooleeさんへ
>どこかのページにあった名作。
><問題> 次を示せ。
>  
>   1/2・3/4・5/6・・・・・97/98・99/100 < 1/10.

こんな感じですか?

[証明]
A = 1/2・3/4・5/6・・・・・97/98・99/100
B = 2/3・4/5・6/7・・・・・98/99・100/101
としよう。

このとき
A・B = 100!/101! = 1/101 ……(1)
が成り立つ。

また、
0 < 1/2 < 2/3
0 < 3/4 < 4/5
(......)
0 < 99/100 < 100/101
の各辺の積を考えれば、
0 < A < B ……(2)
が成り立つことがわかる。

(1)(2)より、A < 1/10 と言える。

Name : K.Ogihara(346) Mail : ogihara@mori.co.jp (99/8/17/火/12/47)


凸多面体の離散数学
以前名前の出たEhrhart多項式について手短に知りたい方は
ココにDVIとPSのファイルがあります。
http://tokyo.cool.ne.jp/coolee/

Name : coolee(341) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/8/16/ ?/07/51)


数学の学力が低下?
ココ
http://tokyo.cool.ne.jp/coolee/

Name : coolee(337) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/8/15/ ?/15/10)


Re:e^πについて Dr.Gさんへ
>実はi^-2iです。
>(証明)
>i^-2i=(e^(πi/2))^-2i=e^((πi/2)*(-2i))=e^(-π(i^2))=e^π

<別証明>
e^π=(e^iπ)^(-i)=(-1)^(-i)=(i^2)^(-i)=i^(-2i). //
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Name : coolee(335) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/8/13/ ?/21/24)


Re[3]: 1/2予想 cooleeさんへ
><1/2予想> 四面体の頂点の角度の総和 < 1/2.
>各面で決まる無限三角柱内に残りの頂点があるような四面体を
>「鋭角」四面体とよぶと
><予想> 1/4 < 鋭角四面体の頂点の角度の総和 < 1/2.

メールが来ましたので紹介します。

------------------------------

Isn't the sum less than 1/5 for a regular tetrahedron?
There are 20 tetrahedra meeting in each vertex
of the 4-dimensional 600-cell.

I'll be going away this week and can't write
again until next week!

Cheers,
J K Haugland

-----------------------------

はて?
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Name : coolee(327) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/8/9/ ?/21/30)


Re[2]: 1/2予想 cooleeさんへ
><予想> 1/4 < 四面体の頂点の角度の総和 < 1/2. //

頂角が0に近い二等辺三角形が底辺を共通としてひっついてるとき、
2頂点をむすぶ線分を加えてできる四面体は2つの二等辺三角形を
びろ〜っとひろげると四面体の角度の総和は0に近づきますね。

<1/2予想> 四面体の頂点の角度の総和 < 1/2.

各面で決まる無限三角柱内に残りの頂点があるような四面体を
「鋭角」四面体とよぶと

<予想> 1/4 < 鋭角四面体の頂点の角度の総和 < 1/2.
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Name : coolee(326) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/8/9/ ?/16/44)


Re[5]:「角度」 cooleeさんへ
>つぎの「アルキメデスの定理」を使うと早いです。
>アルキメデスの定理 球面Sに赤道で接する円柱をCとする。
>円柱の軸からの射影ψ:S → C は面積を保つ。

これの2次元版は成りたちませんね。

論理とかの基礎論とは別に、不変量やら計算やら計量やら次元やら
証明法やらを分野に特定されずに一般的に論じられたらオモシロイ<??

だれか「数学の構造論」みたいなのやってみませんか?
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Name : coolee(324) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/8/5/木/19/08)


Re[4]:「角度」 みゅうさんへ
>先生!質問です。

管理人はいますが「先生」っていうのはいません。記事(320)参照。

>原点を中心とする単位円の角度0(X軸上)から角度ωまでの弧をX軸で回転したときにできる曲面(部分球面)の面積を求める方法を教えてください。

つぎの「アルキメデスの定理」を使うと早いです。

アルキメデスの定理 球面Sに赤道で接する円柱をCとする。
円柱の軸からの射影ψ:S → C は面積を保つ。

これから求める(球帽(cap)の)面積は 2(1-cosω)π となります。

>球面角は近傍が単位球面から切り取る曲面の面積でとらえるほうがみやすいかと思います。次元が低いから。

ええ、どっちでもいいですよね。
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Name : coolee(323) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/8/4/ ?/21/54)


Re[3]:「角度」 cooleeさんへ
先生!質問です。
原点を中心とする単位円の角度0(X軸上)から角度ωまでの弧をX軸で回転したときにできる曲面(部分球面)の面積を求める方法を教えてください。
球面角は近傍が単位球面から切り取る曲面の面積でとらえるほうがみやすいかと思います。次元が低いから。

Name : みゅう(322) Mail : PXN13767@nifty.ne.jp (99/8/4/ ?/18/59)


Re[2]:「角度」 cooleeさんへ
><商品券問題> 中学で習う円の性質を球面に拡張せよ。

たとえば緯度Θの点の赤道に対する「球面角」(近傍で占める割合)
が知りたいのですが (・・?

言うは易し行うは難しの典型みたいですね (^▽^)/
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Name : coolee(321) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/8/4/ ?/12/57)


Re[4]:「角度」 cooleeさんへ
>># 雰囲気的には、もう少し小さいような感じもします。
>
>エッ 何がですか?

ごめんなさい。言葉不足でしたね。
1/8 × (60度/90度) × sin(60度)/sin(90度) = 1/12 × 0.866...
でも、平面の表裏に正4面体を (正6角形状に) 6つずつ、合計12個
並べたとき、本当に頂点付近の 86.6 パーセントもカバーしているの
だろうか、もっと小さいような気がする――と書きたかったのです。

空間図形に関するイメージ能力にはかなり個人差があると聞きます。
私はどちらかと言うと低めの方かもしれません。
頂点近傍の様子を明確に想像しきれず、もどかしい限りです。

ここはひとつ、下記のページを参考にして模型を自作してみようか、
などと考えています。

◇「折り紙と数学――多面体の作成」(加藤渾一)
http://www.nikonet.or.jp/spring/origami/origami_4.htm

Name : K.Ogihara(316) Mail : ogihara@mori.co.jp (99/7/28/ ?/09/51)


Re:「角度」 cooleeさんへ
>定義 (多面体Πの格子)点Pに対して
>Pの重み w(P;Π):= Pを中心とするPを含む胞体以外とは交わらない
>球DとΠとの交わりの体積をDの体積でわった数
>(一般には 半径→0 の極限で定義する。)
>これは角度の概念なのですが(以下省略)

<商品券問題> 中学で習う円の性質を球面に拡張せよ。
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Name : coolee(315) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/28/ ?/02/45)


Re:「角度」 cooleeさんへ
>以前つぎの定義を提唱しました。
>定義 (多面体Πの格子)点Pに対して
>Pの重み w(P;Π):= Pを中心とするPを含む胞体以外とは交わらない
>球DとΠとの交わりの体積をDの体積でわった数
>(一般には 半径→0 の極限で定義する。)
>これは角度の概念なのですが(以下省略)

<予想> 1/4 ≦ 四面体の頂点の角度の総和 ≦ 1/2. //
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Name : coolee(312) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/27/火/07/32)


「角度」
以前つぎの定義を提唱しました。

定義 (多面体Πの格子)点Pに対して
Pの重み w(P;Π):= Pを中心とするPを含む胞体以外とは交わらない
球DとΠとの交わりの体積をDの体積でわった数

(一般には 半径→0 の極限で定義する。)

これは角度の概念なのですが Sci.math(ココ)を見たら意外にも知られてないみたいでした。(「Angle」という題で
投稿しておきました。)
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Name : coolee(311) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/26/ ?/07/40)


Re[4]:N平均の性質 K.Ogiharaさんへ
>さて、"N平均" で注目すべき性質は、何と言っても
>(1) F(0;A,B) = F(0;F(k;A,B),F(-k;A,B))
>(2) F(-1/2;A,B) = F(-1/2;F(k-1;A,B),F(-k;A,B))
>(3) F(-1;A,B) = F(-1;F(k-2;A,B),F(-k;A,B))
>という美しい対称性でありましょう。
>こうなると、さらに一般化したくなりますが、残念ながら一筋縄ではいかないようです。

α = k平均 (k= 0,-1/2,-1)または α = 2乗平均
のときは
   α(α(A,B),α(C,D))=α(α(A,C),α(B,D))
が成りたつ。
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Name : coolee(310) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/26/ ?/05/02)


平均の変化
平均について、2数の変化にたいする平均の変化を調べるのも大切。

相加・相乗・調和の各平均は

     α(A+Δ,B+Δ)≧α(A,B)+Δ(Δ>0)

をみたす。(Hoehn and Niven、1985) //
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Name : coolee(309) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/24/土/16/02)


Re[5]:N平均の性質 cooleeさんへ
>>話は変わりますが、
>>(4) 任意のN平均は (公理A3’を満たす) "狭義の平均" である…
>>というのは、いざ証明しようとすると結構難しそうです。
>成り立たないですね。(ちょっと意外?)
>反例 F(1;1,1/10)=0.9...>F(1;1,1/5)=0.86... //

”狭義の平均” とすれば最初の平均の決定についての予想は
生きてきますね。
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Name : coolee(307) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/23/ ?/11/47)


Re[4]:N平均の性質 K.Ogiharaさんへ
>話は変わりますが、
>(4) 任意のN平均は (公理A3’を満たす) "狭義の平均" である…
>というのは、いざ証明しようとすると結構難しそうです。

成り立たないですね。(ちょっと意外?)

反例 F(1;1,1/10)=0.9...>F(1;1,1/5)=0.86... //
http://tokyo.cool.ne.jp/coolee/

Name : coolee(304) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/23/ ?/08/15)


Re:N平均の性質 cooleeさんへ
N平均とは簡潔で良い命名ですね。
是非ローカルルールとして採用しましょう。

さて、"N平均" で注目すべき性質は、何と言っても
(1) F(0;A,B) = F(0;F(k;A,B),F(-k;A,B))
(2) F(-1/2;A,B) = F(-1/2;F(k-1;A,B),F(-k;A,B))
(3) F(-1;A,B) = F(-1;F(k-2;A,B),F(-k;A,B))
という美しい対称性でありましょう。

こうなると、さらに一般化したくなりますが、残念ながら一筋縄ではいかないようです。

話は変わりますが、
(4) 任意のN平均は (公理A3’を満たす) "狭義の平均" である…
というのは、いざ証明しようとすると結構難しそうです。
これが示せれば、
(5) 「p平均とq平均のr平均」というような合成を有限回反復して得られるのは "狭義の平均" である…
も導けますね。

Name : K.Ogihara(302) Mail : ogihara@mori.co.jp (99/7/22/木/18/27)


Ogiharaさんへ
>>Nが0だと相加平均になりますね。
>はい、確かに。
>加えて言えば、-1 だと調和平均ですし、-1/2 だと幾何平均 (相乗平均)
>ですよ。
>正の実数 A, B の "平均" を与える式のファミリー
>F(N;A,B) = ( A^(N+1) + B^(N+1) ) / ( A^N + B^N )
>は――特に N を実数まで拡張すると――なかなか興味深い性質を持ってますね。
>(1) P ≦ Q ならば、任意の A, B に対して F(P;A,B) ≦ F(Q;A,B)
>(2) N → +∞ のとき F(N;A,B) → Max(A,B)
>(3) N → −∞ のとき F(N;A,B) → Min(A,B)

なるほど! -1/2 だと相乗平均というのはよく気がつきましたね。
( A^(N+1) + B^(N+1) ) / ( A^N + B^N )はN平均とか命名しといた方
がいいですね。

>これだけではちょっと弱すぎる気もします。
>仮に、A3を
>A3’ A0≦A1 ∧ B0≦B1 ⇒ α(A0,B0)≦α(A1,B1)
>と書き直したら、強すぎるでしょうか?
>例えば、α(A,B) を
>「A, B ともに有理数なら Max(A,B)、さもなければ Min(A,B)」
>と定義してもA1〜A3を満たしますけど、ちょっと不自然すぎる感じ。
>そういうのは排除した方がよいのでは、という趣旨の提案です。

理論構成的には不自然じゃないので広義の平均と狭義の平均
ということでいかがですか?

>>● ・・・≧(A^2+B^2)/(A+B)≧2乗平均≧相加平均≧相乗平均≧調和平均
>><予想T> これらは四則演算および開平による正の実数全体上の
>>「分解不能な」平均である。
>例えば、みゅー氏の挙げられた「2乗平均」
>SQRT( (A^2 + B^2) / 2 ) (ただし SQRT(x) は x の平方根)
>について考えてみますと、
>F(0;A,B) = ( A + B ) / 2 と F(1;A,B) = ( A^2 + B^2 ) / ( A + B )
>の相乗平均になっていて、F(-1/2;F(0;A,B),F(1,A,B))
>という形に「分解」することができそうに思えます……。

一見例外的な2乗平均は相加平均と1平均の相乗平均で
実は例外でなかった、ということですね。

それにしてもN平均はなかなかのスグレモノですネ。
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Name : coolee(299) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/22/木/13/33)


RE:みゅうさん∩Ogiharaさん
2乗平均とかで知られてるみたいです。>みゅうさん
Nが0だと相加平均になりますね。>Ogiharaさん

● ・・・≧(A^2+B^2)/(A+B)≧2乗平均≧相加平均≧相乗平均≧調和平均

<予想T> これらは四則演算および開平による正の実数全体上の
「分解不能な」平均である。

<予想U>四則演算および開平による正の実数全体上の「分解不能な」平均は
これらに限る。
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Name : coolee(294) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/21/ ?/22/22)


Re:予想 cooleeさんへ
N を正の整数として、
α(A,B) = ( A^(N+1) + B^(N+1) ) / ( A^N + B^N )
を考えます。(記号-^ はべき乗を表します)

任意の N に対して、αは平均の公理 A1, A2, A3 を満たしています。

問題は、任意の N に対してαを
・相加平均 f(A,B) = ( A + B ) / 2
・調和平均 g(A,B) = 2 / ( 1 / A + 1 / B )
の合成で表すことができるか、という点ですね。

あくまで私の直感なのですが、どうもこれは苦しそうです。
N が 2 の場合に限っても、かなり困難ではありませんか?

Name : K.Ogihara(292) Mail : ogihara@mori.co.jp (99/7/21/ ?/19/34)


Re:RE cooleeさんへ
2乗の和の半分の平方根は?

Name : みゅう(291) (99/7/21/ ?/19/06)


RE
<予想> 四則演算による(正の実数全体上の)平均は相加平均、調和平均および
それらの平均としての合成に限る。
四則演算とべき根開平による(正の実数全体上の)平均は相加平均、相乗平均
、調和平均およびそれらの平均としての合成に限る。
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Name : coolee(290) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/20/火/16/38)


「平均」の決定 cooleeさんへ
><商品券問題> 四則演算とべき根開平のみを許して平均をすべて決定せよ。
>ただし、平均の公理は上記のものとは別のを採用しても可とする。

平均の公理は α:S×S→R(S⊆R)として

A1 α(A,A)=A
A2 α(A,B)=α(B,A)
A3 A≦B ⇒ A≦α(A,B)≦B

とします。αをS上の平均とよぶ。

 ● 和・差・積のみだと(R上の)平均は相加平均に限る。

(∵)α(0,0)=0 などにより。 //
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Name : coolee(289) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/20/火/15/10)


Re[4]:濃度の問題 Dr.Gさんへ
>><商品券問題>(商品券問題としてはイージー?)
>>原点中心の単位閉円板Δから原点中心の単位開円板Γへの全単射の式を与えよ。
>単位円盤内の、半径1/2、1/3、1/4、・・・の
>円周以外の点は動かさずに、境界円(半径1)
>を半径1/2の円に、半径1/2を半径1/3の円に
>半径1/nの円を、半径1/(n+1)の円に1対1に
>写せばよいように思うのですが如何?

原点を除いたとこを考えると半径は半開区間と開区間で
可算部分ではひとつずつずらせばいいことになる、というワケですね。
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Name : coolee(288) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/18/ ?/22/10)


Re[4]:平均の問題 cooleeさんへ
>>平均の公理(暫定的)
>>A1 α(A,A)=A
>>A2 α(A,B)=α(B,A)
>>A3 α(A,X)=α(A,Y) ⇒ X=Y
>αはS2=S×S(S⊆R)からRへの写像です。
><問題> β(A,B)=(B/A+A/B)(A+B)/4 は平均か?

A3は 「 A≦B ⇒ A≦α(A,B)≦B 」に変更します。

 β(A,B)=(B/A+A/B)(A+B)/4 は平均ではない。

(∵)β(1,5)= 7.8 でA3を満たさない。 //
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Name : coolee(285) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/18/ ?/09/14)


Re:濃度の問題 cooleeさんへ
><問題> 単位閉円板と単位開円板の濃度はひとしいことを示せ。

この問題のモトになったのはOgawaさんのボード(ココ)での次の問題。

問題A: 閉区間[0,1]と開区間(0,1)は濃度がひとしいことを示せ。(by KG)

<問題の解>(お互いへの単射(1対1写像)が存在するから、でもリッパな解
であるがここでは構成的な証明)
単位閉円板は[0,1]×[0,1]、単位開円板は(0,1)×(0,1)と対等なので
[0,1]×[0,1]と(0,1)×(0,1)が対等なことを示せばOK.

[0,1]から(0,1)への全単射βが与えられればβ×βは[0,1]×[0,1]から
(0,1)×(0,1)への全単射となる。

βとしてはたとえば次のがある。

 β(x)=x :x≠0,1/n(n=1,2,...)
 β(0)=1/2
 β(1/n)=1/(n+2)    //
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Name : coolee(282) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/17/土/10/52)


Re[2]:面積比較もんだい cooleeさんへ
>><もんだい> 立方体の2つの切断面Γ1とΓ2 を
>>Γ1は辺2つと面の対角線2つを辺とする斜めに切断する長方形
>>Γ2は面の対角線3つを辺とする斜めに切断する正三角形
>>とする。
>>Γ1の面積のほうが大きいことを「中2までの知識で」証明せよ。

><SOL>(by Ogihara)
>Γ2の面積は「対角線を1辺とする正方形」の半分以下で
>Γ1の面積は「対角線を1辺とする正方形」の半分以上ゆえ。 //

<別解> 立方体の一辺の長さを1とする。
面の対角線の長さ<1+1=2 ∴Γ2の高さ<2. よって結論をえる。//
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Name : coolee(281) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/16/ ?/18/26)


Re[2]:速さの問題 みゅうさんへ
>2数の”平均”とは何でしょう?
>少なくともおなじ2数の”平均”は元の数であるべきでしょうが、、

平均の公理(暫定的)

A1 α(A,A)=A
A2 α(A,B)=α(B,A)
A3 α(A,X)=α(A,Y) ⇒ X=Y

<商品券問題> 四則演算とべき根開平のみを許して平均をすべて決定せよ。
ただし、平均の公理は上記のものとは別のを採用しても可とする。
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Name : coolee(276) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/14/水/15/19)


Re:速さの問題 cooleeさんへ
2数の”平均”とは何でしょう?
足して2で割るとか、かけてひらくとか、2乗を足して2で割ってひらくとか、、、
少なくともおなじ2数の”平均”は元の数であるべきでしょうが、、
それだけでいいのなら逆数(分の1)の和の半分の逆数もまたひとつの”平均”
といっていいかもしれない。
だとしたら、往復2つの速さの”平均”は”平均の速さ”(こっちも問題あり)
といえます。
定義の問題だと思います。

Name : みゅう(274) (99/7/14/水/10/02)


Re[2]:n次元での外積 K.Ogiharaさんへ
>このことから、私はずっと「4次元への拡張は土台無理がある」
>と思ってましたけど。

2項演算としたらそういうことですね。
http://tokyo.cool.ne.jp/coolee/

Name : coolee(271) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/6/火/03/00)


Re:n次元での外積 cooleeさんへ
ベクトルP、Qがなす角がΘのとき、PとQの外積は
「大きさが |P| * |Q| * sinΘ であり、P、Qの両方と直交するベクトル」
であってほしいんですが、4次元以上だとそれだけじゃ1つに決まりません。
(厳密に言えば、3次元の場合も2つあって1つに決まりませんが…)
そこから先はどう定義すれば喜ばれるんでしょうね?
「外積」にどういう性質を求めたいか、が重要になってくると思います。

個人的には、4次元の外積が3次元の外積の自然な拡張と言えるためには、
「3次元断面上の2つのベクトルの外積は3次元の定義で求められるものと同じ」……(0)
であることが必要だと考えます。

例えば、(x,y,z)空間では
(a, 0, 0) × (0, b, 0) = (0, 0, a * b) ……(1)
が成立しています。
(x,y,z,w)空間への自然な拡張を考えるなら、
(a, 0, 0, 0) × (0, b, 0, 0) = (0, 0, a * b, 0) ……(2)
が成り立ってほしいところですよね。

でも見方を変えると、(2)式は
(w,x,y)空間の2つのベクトルの外積が同空間内で定義されない……(3)
例を示していませんか?

とすれば、どう定義しようと(0)は過大な要求であり実現不可能、と言えそうです。
このことから、私はずっと「4次元への拡張は土台無理がある」と思ってましたけど。

Name : K.Ogihara(270) Mail : ogihara@mori.co.jp (99/7/5/月/16/55)


Re:n次元での外積 cooleeさんへ
>某掲示板(ココ)でインテグラルという方が問題として提起されてました。
>これは実際ありそうですネ!
>たとえばn=4では
>|1 1 1 1|
>|x1 x2 x3 x4|
>|y1 y2 y3 y4|
>|z1 z2 z3 z4|
>の第1行での展開の余因子を成分表示とするとか。

<商品券問題> 次のヤコビ律をたとえば4次元に拡張せよ。
  (a×b)×c+(b×c)×a+(c×a)×b = 0
http://tokyo.cool.ne.jp/coolee/

Name : coolee(269) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/5/月/11/40)


n次元での外積
某掲示板(ココ)でインテグラルという方が問題として提起されてました。

これは実際ありそうですネ!
たとえばn=4では
|1 1 1 1|
|x1 x2 x3 x4|
|y1 y2 y3 y4|
|z1 z2 z3 z4|
の第1行での展開の余因子を成分表示とするとか。

n=2だと
|1 1 |
|x1 x2|
の第1行での展開の余因子による成分表示は
     (x2 -x1)
となり直交関係もうまく行きそうです。
http://tokyo.cool.ne.jp/coolee/

Name : coolee(268) Mail : lmi3330@0462.ne.jp (99/7/4/日/00/31)


coolee(255) 題名:記号+-×÷の起源
ココ
投稿日 : 99年6月15日<火>23時04分
coolee(236) cooleeさんへ 題名:Re:いかにも予想
>予想 { X1,X2,...,Xn }はk-uniform、
>ΔXi= φ、|Xi∩Xj|≦1(i≦j)
>⇒∃(k-1)-uniformな { Ai_1,Ai_2,...,Ai_m }、
>∀j(1≦j≦m)、Ai_j⊆ Xi_j
> ΔAi_j= φ
> かつ ∀j、| Xi_j∩(∪s=1mAi_s) |= k-1

グラフの場合
 1次の中の0次、2次の中の1次、3次の中の2次では容易に成立。

4次の中の3次のケースは ”Bergeの予想 ”として有名だったのですが
最近肯定的に証明されたそうです。
投稿日 : 99年6月8日 <火>18時12分
椎野 清一郎(225) cooleeさんへ 題名:Re[2]:共に移動する点と平面の問題
>paの回転の中心caとする。
>半直線 caaとsbの交点qとする。
>pa=qとなるまでの時間を求める。とか。
>計算はおまかせします。

Paの座標(ax.ay.az),Sb上の1点の座標(bx.by.bz),Sbの法線(nx,ny,nz)を
ax = cos(t)*i+sin(t)*j+t*k+l
のような時間の関数として表し、
nx*(ax-bx)+ny*(ay-by)+nz*(az-bz) = 0
を解けば、接触する時間がわかるはずなのですが、
肝心の式を立てられませんでした。
お教え頂いた考え方だと、半直線caa等を時間の関数にする必要があるので、
同様に行き詰まってしまいます。
投稿日 : 99年6月4日<金>18時11分
椎野 清一郎(218) cooleeさんへ 題名:Re[2]:共に移動する点と平面の問題
>えっと、paがよくわかりません。
>いかにも応用がありそうですが、どういう背景の問題なんでしょう。

移動および回転する剛体同士の衝突シミュレーションをしたいと思っています。
点a,点bは各剛体の重心で、paは一方の頂点、sbは他方の面です。
点と無限平面が接触するまでの時間を求め、その時点で面の内外判定をしようと考えました。
投稿日 : 99年6月1日<火>02時04分
椎野 清一郎(214) 題名:共に移動する点と平面の問題
並進速度vaで移動する点a、並進速度vbで移動する点b、
aを通る直線を軸として角速度waで回転する点pa、
bを通る直線を軸として角速度wbで回転する平面sbがある時、
paとsbが接触するまでの時間を求めよ。
ただし、回転軸の方向は共に変わらないものとする。

自分で解けなくてお願いにあがりました。
問題を簡潔にしようとしたため不備があるかも知れません。
指摘して頂けると幸いです。
投稿日 : 99年5月30日<日>23時33分
Dr.G(204) K.Ogiharaさんへ 題名:Re[3]:算数の問題
「46段歩くと0秒」の解釈が気になっていたのだが、
46段先の「ステップ」は2階に着いているので、
Aが歩いてそこにいつ着こうが関係ないというわけだな。

私の追加した未知数は、
「Aが2階に着くまでに何段登れるか」
に関係することで、
「2階まで何段あるか」
には関係しないようだ。
投稿日 : 99年5月21日<金>10時07分
K.Ogihara(203) Dr.Gさんへ 題名:Re[2]:算数の問題
そんなに難しい問題なのかなぁ。

Aはx段のエスカレータを26段歩き30秒で到着した。
Aより26段先行した位置にBが立ちどまっているものと仮定しよう。
結果的にAとBは同時に着く――つまりBは (x−26) 段を30秒で進んだ訳である。
Bの速度は毎秒 (x−26)/30 段。これがエスカレータの速度に他ならない。

――と、それだけの話ではないのでしょうか?
投稿日 : 99年5月20日<木>18時34分
みゅう(201) cooleeさんへ 題名:Re:算数の問題
34段-26段:30秒−18秒=x段:30秒
x段=20段
20段+26段=46段
投稿日 : 99年5月20日<木>14時00分
Dr.G(200) Dr.Gさんへ 題名:Re[2]:算数の問題
>これを含めて考えると未知数が3つに増える
>為に、式2つでは解が得られないように思わ
>れる。

解が一意に定まらないの意味である。
投稿日 : 99年5月20日<木>13時48分
Dr.G(199) cooleeさんへ 題名:Re:算数の問題
coolee氏は「止まっている」エスカレータx段を
あらかじめy段歩き、残りのx−y段で所用時間
がいくらかかったとして計算している。

しかしながら出題者の意図は「動いている」
エスカレータを歩く場合であろうと推察される。
動いているエスカレータで一段歩いた
残り段数をx−γとすると、γは1より大きい
だろう。

これを含めて考えると未知数が3つに増える
為に、式2つでは解が得られないように思われる。

なお「n段歩くとm秒」の条件を追加しても、
これが他の2つから独立でないので意味がない。
n元連立1次方程式であっても、n個の式が一次独立でなければ解けない。
投稿日 : 99年5月20日<木>13時45分
coolee(197) cooleeさんへ 題名:Re:質問
a〜xのxがあればそれでいいのですが
そもそもそのようなxが存在しないときはダメです。

例(1が2と3から「独立」なことを示すモデル)

Gをブリッジをもつグラフとする。
Gの辺集合 E(G)をAとし Aにおいてa〜bを{a、b}を含む(通る)
サーキット(輪ゴム状なモノ)が存在することとする。
2はあきらかに成立し3も成り立つ。
しかしブリッジaに対してa〜aでない。 //
投稿日 : 99年5月19日<水>23時11分
coolee(196) 題名:質問
鴉城 蒼彗さんからの掲示板 YUUへの投稿を転載しておきます。

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数学関連のホームページを探してたらここにたどりつきました。
それで一つ質問があるのですが、もしよろしかったら教えていただけないでしょうか?はじめてなのにあつかましいとは思いますがどうかよろしくお願いします。

さて、質問なのですが、同値関係の公理というものがありますよね?

aとbが関係があるということを「〜」を用いてa〜bとかくとする。
1.反射律 aをAの元とする。このときa〜aである。
2.対称律 a,bをAの元とする。もしa〜bならばb〜aである
3.推移律 a,b,cをAの元とする。もしa〜bかつb〜cならばa〜cである。
の3つが成り立っているとき、この関係「〜」は同値関係であるという。

というものです。で、

「2と3が成り立つならば1が成り立つ」
なぜならば、
2より a〜b ならば b〜a
よって3を用いれば
 a〜a
すなわち1が成り立つ

という命題は間違っているらしいのです。証明も一見合ってそうなのですが・・
どこがまちがってるのかわかりません。

場違いな質問をしているのかもわかりませんが力になっていただけたら幸いです。
投稿日 : 99年5月19日<水>23時03分
coolee(194) cooleeさんへ 題名:Re:算数の問題
>渡辺氏からのメールでの出題です。
>1. 1階から2階までエスカレータで登るのに
>この上を26段歩くとすると、30秒で2階に到着し、
>34段歩くと、18秒で2階に到着します.
>このエスカレータは何段あるでしょう.
>(エスカレータが静止しているとき、見える部分は
>何段かといういみです.)
>2. この問題は連立1次方程式の問題ですか?

<Sol(Solution)1> x段とする。x-26段を30秒、x-34段を18秒なので
(x-26)-(x-34)=8段を 30-18=12秒。(←小学生は線分図使用)
8÷12= 2/3(段/秒) ----- エスカレーターの速さ
26+2/3*30= 46 より x=46  答え 46段 //

        x - 26    x - 34
<Sol 2> --------- = --------- より x=46
         30      18           //
投稿日 : 99年5月19日<水>03時46分
coolee(180)
以前「G2nのコセットの総数を求めよ」とか「G2nの(すべての)i次元部分空間を決定せよ」とかを問題として出しましたが、一般にGqnのk次元部分空間の総数は第kガウス係数(Gaussian coefficient)、Gqnの部分空間の総数はガロアナンバー(Galois number)とよばれているようです。

第kガウス係数を (n,k;q)で表示して、基本性質を列挙すると

・(n,k;q)=(qn-1)(qn-1-1))...(qn-k+1-1))/(qk-1))(qk-1-1))...(q-1)) 
  (k=0,...,n)

・(n,k;q)=(n,n-k;q) (k=0,...,n)

・(n,0;q)<...<(n,n/2;q)>(n,n/2+1;q)>...>(n,n;q) (n even)
 (n,0;q)<...<(n,(n-1)/2;q)=(n,(n+1)/2;q)>...>(n,n;q) (n odd)
 つまり列{(n,k;q): k=0,...,n}は単峰(unimodal)

・(n,0;q)=1, (n+1,k;q)=(n,k-1;q)+qk(n,k;q)
投稿日 : 99年5月9日<日>07時22分
coolee(173) Dr.Gさんへ 題名:Re[3]:Pickの公式の高次元化
>公式に関して、次の予想をしたい
>1+s1+s2/2+s3/6
>ここで、s1、s2、s3は多面体 ?
>何らかの方法で単位立方体、最小三角柱、
>最小三角錐に分割した場合の個数。

つぎの重みをかんがえてみたらどうでしょう。

定義 (多面体Πの格子)点Pに対して
Pの重み w(P;Π):= Pを中心とするPを含む胞体以外とは交わらない
球DとΠとの交わりの体積をDの体積でわった数        
投稿日 : 99年5月日 <火>00時05分
coolee(167) cooleeさんへ 題名:Re[6]:Pickの公式の高次元化
>Hadwigerっていうひとがつくった分解合同の理論っていうのはあまり予備知識要らなくておもしろくてためになります。

ボルチャンスキー 『図形の等積と分解合同』(木村君男+銀林浩著)
数学新書、東京図書 (絶版?)

『高校生に贈る数学V』第2部(by砂田)岩波書店

>Hadwigerは初等的な数学の大家で4色問題と関連する予想を立てたのでも
>有名です。

Hadwigerの予想 ループをもたないn染色的でないグラフGはKn+1
マイナーとしてもつ。

ここで  n染色的:⇔ n色あれば隣接する2頂点が同色にならないように
    頂点の着色ができる
 マイナー:⇔ 辺の除去や縮約(一点に縮める)や孤立点の除去
  をいくつか施してえられるグラフ
 Kn:⇔ n頂点の完全グラフ(すべての異なる2頂点がひとつの辺
  で結ばれてるグラフ)

♯  n=4のハドヴィゲール予想は4色定理と同値。(by Wagner)
♯  n=5の場合が最近 Seymourとそのグループのメンバー(?)によって証明されて大きな賞を与えられたしょうです(寒)。 Say more?(死)
投稿日 : 99年5月1日<土>20時53分
coolee(166) Dr.Gさんへ 題名:Re[5]:Pickの公式の高次元化
>rstanって誰かと思ったら、R.Stanleyのことか。
>代数的組み合わせ論では有名らしいな。

”代数的組み合わせ論”っていうコトバはかなり不確定で使われてますね。
日本では有限群論関係のひとがやってるデザイン関係を指すようです。
Stanleyは可換環から転向したひとで数え上げ的組合せ論の集大成的な本を
書いたそうです。

>例のファイルの名前はEhrhart.psになってる。
>Ehrhartってのはフランスの数学者で、凸多項式P
>の膨らましnPの格子点を数えるEhrhart多項式で
>有名らしい。
>実はこいつをうまく使うとPickの公式の
>高次元化もできる。なんてことは
>「可換代数と組み合わせ論」日比孝之(シュプリンガー東京)
>に書いてあった。(^^;)

じゃあ「中学までの数学で」という純粋な理念から外れてしまいますね。
あんまり予備知識の要らないおもしろい理論っていうのがあってもいいと
おもうんですケド。
Hadwigerっていうひとがつくった分解合同の理論っていうのはあまり予備知識要らなくておもしろくてためになります。
Hadwigerは初等的な数学の大家で4色問題と関連する予想を立てたのでも
有名です。
投稿日 : 99年5月1日<土>00時36分
Dr.G(165) cooleeさんへ 題名:Re[4]:Pickの公式の高次元化
>なんか 以下のページで "Pick's theorem and generalizations"(ps)
>というのにリンクしてあります。
> 
>  http://www-math.mit.edu/~rstan/classes/S34/problems.html
>どんな内容なんでしょう??

rstanって誰かと思ったら、R.Stanleyのことか。
代数的組み合わせ論では有名らしいな。

例のファイルの名前はEhrhart.psになってる。
Ehrhartってのはフランスの数学者で、凸多項式P
の膨らましnPの格子点を数えるEhrhart多項式で
有名らしい。

実はこいつをうまく使うとPickの公式の
高次元化もできる。なんてことは
「可換代数と組み合わせ論」日比孝之(シュプリンガー東京)
に書いてあった。(^^;)
投稿日 : 99年4月30日<金>22時18分
Dr.G(150) cooleeさんへ 題名:Re:Pickの公式の高次元化
>問題: つぎのピックの公式を3次元に拡張せよ。
>[ピックの公式]
>  格子点を頂点とする多角形の面積は B/2+Iー1
> (ここで、Bは多角形の周上の格子点の数でIは内部の格子点の数。)

次の定理を発見した。

「格子点を頂点とし、辺、面、内部に一つの格子点ももたない、
 四面体でいくらでも大きな体積のものが存在する」
投稿日 : 99年4月28日<水>13時09分

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