あらかると


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 【 エッセイ 】


21世紀の息吹 ( byしげお氏 )


 来る21世紀を目の当たりにして、みなさんは心の中に何を思うのでしょうか?

 20世紀、人間はかつてないほどのめざましい技術的進歩を遂げました。 人々の生活はどんどん豊かになりました。しかし、それに従って物欲は際限なく 広がり、多くの問題も引き起こしてきました。環境破壊はその中でも最も深刻な 問題でしょう。

 そんなわけで、現代の技術文明に異論を唱える人は多くいることでしょう。 しかしその多くは、昔の古き良き生活に戻る、といういたって漠然とした主張でしか なく、また、そういったことを声高に唱えている人も実は現在の社会システムに どっぷりと浸かっていてしまっているのでは説得力もありません。

 それでは来る21世紀においても人間が現在の繁栄を続けていくためにはどのような 道が残されているのでしょうか?僕はそれはやはり技術の力、科学の力にたよるしか ないのではないかと思っています。なぜなら、現在、また近未来においても人間の 持ちうる最大の武器は科学技術しかありえず、大量の環境破壊をなしえてしまった 現在の科学技術だからこそ、修復をなしえるのもまた科学技術しかないと思う からです。まさに「毒を盛って毒を制す」の考え方に基づいています。しかし、 それは現在のような大量消費、大量破壊の技術のままではどうしようにも立ちゆき ません。よって、技術のあり方自体の見直しをはかることが重要かと思うのです。 節約、修復の方向に転換するのです。

 このことは一見夢物語のように思えるかもしれませんが、現在、辺りを見回して みると、ずいぶんと省エネルギーを唱える分野も多くなってきたし、また、 エコロジーということばも徐々に定着してきていると思います。この流れが 21世紀においても受け継がれてゆくことはもはや疑いのないことでしょう。 その流れを絶やさず、そして拡大してゆくことができれば、21世紀においても 人間はかろうじて生き延びてゆくことができるような気がします。

 そして、それができなければ、人間に待っている未来は想像を絶するほど苦難なもの になるであろうことも簡単に想像できます。まさにこれからの我々の挙動が大きく 未来を左右するのです。20世紀もめざましい進歩の年でしたが、21世紀もそれと 同等、またはそれ以上のめざましい技術革新が進み、より先行きを見通すのが難しく なってきてはいますが、なんと言っても人間あっての技術革新なのですから、 我々の一挙一動がより大切になってくることに疑いの余地はないと思います。


腕力・センス・フィロソフィー


表題は数学者・数学愛好家に必要な三要素。
かんたんにいうと 問題を解く力・感性・洞察力。
これらは微妙にからみあっています。

はじめのうちはにぶいが忘れた頃に頭角をあらわすひとというのがいます。
本当は腕力あるんだけど洞察中で最初のうちはにぶくみえるとか、本当に腕力ほぼゼロなので
やむを得ず工夫したとか、イロイロ。

要するになにをいいたいのかというと、慌てず楽しくネ ということである。



 【 物の名づくしの句 】 ( by 隣野まるみさん )

文字遊び  美学探せと  君尽くし
  (もじあそび  びがくさがせと  きみつくし)
「門司・阿蘇・美々・学・佐賀・瀬戸・木見・津・串」(いずれもJRの駅名)












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