司教様へ 第六信
2006月9年15日
司教様。
お元気でおられますか?
〇区に住む、北11条教会に所属する、御聖体拝領の際の跪きの問題の協議をお願いしています〇〇です。
7月6日に面談頂いてから、2ヶ月以上の月日が経ちました。
その後、この問題についての進展は、どのようなものでしょうか?
私は今年の4月に洗礼は受けたものの、まだ本当には信仰の出発点にさえ立てていないような気持でおります。
これを大袈裟な言い方と思わないで頂きたいと思います。
司教様。
今も、信仰の素朴な心をお持ちですか?
司教様にとって、この一人の ── 一人だけの ── 信者によって運ばれた問題は、処理すべき案件のリストの中の一つの事柄に過ぎないでしょうか?
繰り返して言いますが、私は、主との一致の際に、どうしても跪きたいのです。
跪くことなしに主の御体をお受けすることはどうしても考えられません。
この私の心情は、私から主との一致を奪うための正式な要件になるのでしょうか?
ひどいと思います。
もう一度言います。私は信仰の出発点にさえ立てていません。
天主様の唯一の教会であるカトリック教会では、秘蹟との関係が大前提だからです。
よくよく想像して頂きたいと思います。
私の状況をわかって頂けますか?
真面目な心をもって御聖体の主に跪きたいと願っている者が、正にその真摯な願望故にそれを剥奪されて、それで信仰生活の中で平和な心を持てると思いますか?
どうかよく、素朴な〈初めの心〉をもってお考え頂きたいと思います。
何かこの問題に関して進展があれば、簡単でもお知らせ頂きたいと思います。
〇〇 〇
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