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1.序章

(1)

ヨハネ14・21参照。

(2)

別本「別の自分自身に。」

(3)

聖カタリナ自身。コリント二12・2にならっている。

(4)

聖カタリナは、「対話」のなかで、carita, amore, affetto d'amore などを用いる。その場合、carita, amore は意味内容の区別がはっきりしていない。翻訳では carita を仁愛、amore を愛とし、affetto d'amore を愛の情念と訳した。用語の区別を示すためである。

(5)

神の答えは、この順序に従っていない。第二の答えは第三の願いに対して行われており、第三の答えは第二の願いに対して行われている。しかし、全体によって、この四つの願いに答えている。

(6)

神のこと。聖カタリナが好んだ用語。なお、カッコ内の「言葉」、「摂理」、「わたし」、「いつくしみ」なども、「神の言葉」、「神の摂理」、「神であるわたし」、「神のいつくしみ」を意味する。

(7)

カプアの福音ライモンド。

(8)

土曜日のこと。

2.愛と善徳

(1)

歴代上18・38。

(2)

以下は神のカタリナに対する答えである。

(3)

神のカタリナに対する愛情のこもった呼びかけは、さまざまであるが、本訳では「いとしいむすめよ」に統一した。

(4)

コリント一1・3。

(5)

カタリナかcreature(被造物)と言うときは人間をさす。「理性的被造物」と同じ。

(6)

コリント一2・9。

(7)

不完全な人々。

(8)

完全な人々。

(9)

この金剛石の話は、ドミニコ会士Vincent de Beauvais(ヴァンサン・ド・ポーヴェー)の Speculum Naturare(自然のかがみ)の中にあるとされている。

(10)

マタイ25・14~30参照。

(11)

別本には、「煉獄に行き」の前に、「第二で最後の手段を経たのち」とあるが、その意味ははっきりしない。

(12)

ルカ6・38参照。

(13)

マルコ11・24。

(14)

マタイ25・40。

(15)

聖カタリナの考えでは、各人は自分の「主要な隣人」である。

(16)

ガラテヤ5・22~24参照。

(17)

聖カタリナが「教会の神秘体」と言う場合、秘跡による神秘体をさしている。

(18)

ガラテヤ5・17参照。

(19)

コリント一12・4~6参照。

(20)

ヨハネ14・2。

(21)

マタイ22・37~40参照。

(22)

ローマ13・8参照。

(23)

コロサイ3・1~6参照。ガラテヤ5・17参照。

3.あわれみの神

(1)

ヨハネ一4・16。

(2)

ヨハネ15・18参照。

(3)

ヨハネ17・14、16・20参照。。

(4)

ヨハネ一3・2参照。エレミア1・24参照。

(5)

出エジプト32・11参照。

(6)

出エジプト32・31~32参照。

(7)

創世記1・26参照。

(8)

コリント一1・30。

(9)

ガラテヤ4・4~5、ヨハネ一4・9参照。

(10)

ヨハネ15・22参照。

(11)

マタイ9・43参照。

(12)

イザヤ41・1~5、ヨハネ16・33参照。

(13)

出エジプト3・14参照。

(14)

ヨハネ10・28参照。

(15)

トビト13・2~5参照。

(16)

ライモンド・ダ・カプア。

4.霊魂の橋

(1)

マタイ20・1~16参照。

(2)

聖職者。

(3)

ヨハネ15・1~5参照。

(4)

ヨハネ15・6参照。

(5)

ヨハネ10・30参照。

(6)

ヨハネ15・2と6。

(7)

ローマ11・17~24参照。

(8)

マタイ13・7、ルカ8・7、マルコ4・7参照。

(9)

ヨハネ一3・5参照。キリストのこと。

(10)

ヨハネ12・32。

(11)

ヨハネ15・13。

(12)

詩編128・3、コリント一3・11参照。

(13)

ヨハネ14・6、8・12。

(14)

ヨハネ8・44。

(15)

コリント一2・9。

(16)

使徒行録1・11。

(17)

使徒行録1・1参照。

(18)

ヨハネ16・8参照。

(19)

ヨハネ14・6。

(20)

ヨハネ14・28。

(21)

ヨハネ14・18と26。

(22)

エゼキエル18・21~22参照。

5.亡びの道

(1)

イザヤ60・5参照。

(2)

人間と人間以下の被造物とを。

(3)

ルカ17・21。

(4)

ヨハネ16・8。

(5)

イザヤ66・24、マルコ9・48。

(6)

マタイ24・30参照。

(7)

ヨハネ10・7~9参照。

(8)

マタイ25・14~30参照。

(9)

ヨハネ13・15参照。

(10)

マタイ25・41。

(11)

ヨハネ14・6。

(12)

イザヤ55・1参照。

(13)

聖カタリナが受けたこの示現は、その神秘生活の初期のものとされている。最初の霊的指導者トマソ・デラ・フォンテからライモンド・ダ・カプア、そしてバルドウチョ・カファリーニに伝えられている。

6.生命の道

(1)

黙示録7・16~17参照

(2)

詩編16・13参照。

(3)

マタイ6・22~23参照。

(4)

ヤコブ2・26参照。

(5)

出エジプト記3・14。

(6)

この「さそりの話」がどこにあるかははっきりしない。ただ、Vincent de Beauvais(ヴァンサン・ド・ポーヴェー)のSpeculum Naturare(自然のかがみ)のなかに、さそりの美と毒に関する話があることが指摘されている。

(7)

マタイ19・16~21。

(8)

ローマ7・23。

(9)

マタイ18・20。

(10)

ヨハネ7・37。

(11)

ヨハネ14・6。

(12)

マタイ18・20参照。

(13)

マタイ18・20参照。

7.不完全な愛

(1)

マタイ・5・17

(2)

ヨハネ14・21~23参照。

(3)

ヨハネ・14・8~9。

(4)

ヨハネ7・17。

(5)

ヨハネ一4・18参照。

(6)

ヨハネ14・28。

(7)

コロサイ3・7参照。

(8)

コロサイ3・17参照。

(9)

ローマ8・26参照。

8.完全な愛

(1)

この個所の他の訳には、「血のなかで洗礼をさずかる希望を最後まで延期してはならない」となっているものが多い。

(2)

コリント一4・13。

(3)

マタイ27・40~42。

(4)

コリント二12・9。

(5)

ガラテヤ6・14。

(6)

ガラテヤ6・17。

(7)

ここで神が語っているのは、いわゆる脱魂と呼ばれる神秘的一致のことである。聖女自身の体験にもとづいていると考えることができよう。

(8)

聖カタリナ自身、自分のこのような神秘体験について、「わたしの霊魂はたしかに神の本質をみました。そのため、わたしは、この肉体の牢獄のなかにとらえられているのを、堪えがたいまでに苦しんでいます」と告白している。(ライモンド・ダ・カプア著『伝記』II・VI)

(9)

一部の論者は、聖カタリナの『対話』がこのような脱魂状態で口述されたことを疑問視し、脱魂中は口はきけないではないかと主張する。しかし、聖女はここであらかじめこの疑問に答えていると言えないであろうか。

(10)

ローマ7・23~24。

(11)

使徒行録9・6。

(12)

コリント二12・7参照。

(13)

ローマ8・35参照。

(14)

コリント二12・9。

(15)

ローマ7・24、23。

(16)

フィリピ1・23。

(17)

聖トマス・アクィナス。

(18)

マタイ5・17。

9.涙の霊性

(1)

第九三章で。

(2)

ローマ12・15。

(3)

この「第二の涙」は、第八八草にあげている第二の涙をさしているのではなく、同章であげた第四、第五の涙の第二の種類の涙である。この二つの章にあげた完全な涙には、神との一致による喜びめ涙と隣人の罪に対する悲しみの涙がある。ここでいう第二の涙はこの悲しみの涙である。

(4)

この第二の状態は第四の状態のなかの第二の状態である。この状態には、神の現存の意識による継続した一致と脱魂による一致との二つの状態があるが、ここでは脱魂による一致の状態をさしている。

(5)

ローマ8・26。

(6)

原文には「第五番日の涙からはじめる」(Primati comincero dalla quinta)となっているが、五種類の涙の第一をさしている。

(7)

ローマ6・15以下参照。「罪に仕える奴隷となって死に至るか」とある。

(8)

コリント一2・9。

10.光明と分別

(1)

雅歌8・7参照。

(2)

ヨハネ14・2参照。

(3)

他の章では「前味わい」と訳し、本章では「手付け」と訳した。イタリア語の arra は、場合によって両方に訳しわけた方が理解しやすいからである。

(4)

マタイ18・15~17。

(5)

マタイ7・7。ルカ11・9参照。

(6)

二人の霊父とはトマソ・デラ・フォンテとライモンド・ダ・カプア。

(7)

これにつづいて、「聖なる教会について」、「摂理について」、「服従について」の対話がおこなわれる。

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