2011/09/11 新宿デモ、フランク夫妻逮捕の瞬間
何とも形容し難いシュプレヒコールが聞こる。
「犯罪者を逮捕しろー!
犯罪者を射殺しろー!
犯罪者を生きたまま原子炉に叩き込めー!
このウジ虫を日本から叩き出せー!
さっさと逮捕しろよ!
何のために君たちは警察官やってるんだよ!」
フランク氏が警官たちに組み伏せられると、
「おめでとーございまーす!
おめでとーございまーす!
射殺しろー! 凶悪犯罪者を射殺しろー!
逮捕なんて生ぬるいことやるなよ、射殺しろよ!
こいつナイフ持ってるかも知れないだろ、逮捕じゃなくて射殺しろよ!」
そして、警官たちはこれらの暴言を放置する。
ここも「09.10.1 リチャード・コシミズ」に通じるものがある。彼らはその時、住宅街における下劣な罵声の連続を奇妙にも放置したのである。コシミズ氏の言う通りに、公僕の一部は確かに似非右翼と繋がっているだろう。
上の新宿の場面では、警官はそれらの暴言を制止することなく、逆に無実のデモ参加者を逮捕したのである。警察権力は言うことができる、「怪しかった。治安を害う人物かも知れなかった。だから逮捕した」。理由には困らぬ。しかしフランク氏は単に防護服風の恰好をしてデモに参加していただけだろう。それくらいのことはデモにはよくあることである。
(中央)気の毒にも、旦那さんが連れて行かれてパニックになるフランク氏の奥さん
(両側)警視庁の二人の婦警
この婦警らは、フランク氏の奥さんが正にこのように自分たちの手によって両腕を拘束され身動きが取れない状態にある時に暴漢に腹を蹴られたに拘らず、その暴漢に対して何のアクションも起こさなかったという。その暴漢のことを周囲にいた他の同僚に咄嗟に叫ぶこともできた筈だが、それすらしなかったという。彼女らの「職務」は何だったのか。
後日の追記
2013年2月24日のことである。
この種の団体に関しては私は今更驚かない。私が気になるのは動画の中の警官たちの姿である。
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