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おもな徳

対神徳について

  1. 徳とは何ですか。

    徳とは、善を知り、これを容易かつ敏速に実行させる霊魂の習性のことです。

  2. おもな超自然徳はいくつありますか。

    おもな超自然徳は、三つの対神徳と四つの枢要徳の七つです。

  3. 対神徳には何がありますか。

    対神徳には、信仰、希望、愛の三つがあります。

  4. なぜ信仰・希望・愛の超自然徳が対神徳と呼ばれますか。

    信仰・希望・愛の超自然徳は、神御自身がお与えになる徳で、神を直接の対象としますから、対神徳と呼ばれるのです。

  5. 直接神を対象にするとはどういうことですか。

    直接神を対象にするとは、人は、信仰の徳によって神と神の啓示された事柄を信じ、希望の徳によって神を所有する希望をもち、愛の徳によって神を愛し、神のために自分と隣人を愛することです。

  6. いつ神は対神徳を霊魂に注入されますか。

    神は成聖の恩恵をお与えになる時、霊魂に対神徳を注入されます。従って、人は洗礼の秘跡を授かる時、聖霊の賜物と一緒にこれらの徳を受けるのです。

  7. 救いを得るためには、洗礼において対神徳を注入されるだけで充分ですか。

    物事をわきまえる年令に達した人が救いを得るには洗礼において対神徳を注入されるだけでなく、これらの徳を実践しなければなりません。

  8. いつ信仰・希望・愛の徳を実践しなければなりませんか。

    信仰・希望・愛の徳を実践しなければならないのは、

    1.

    物事をわきまえる年令に達してから、

    2.

    生きている間に何度も、

    3.

    そして、生命が危うい時

    です。

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