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第三戒について

  1. 第三戒「なんじ、安息日を聖とすべきことを覚ゆべし」では何を命じていますか。

    第三戒 「なんじ、安息日を聖とすべきことを覚ゆべし」では、安息日には、礼拝の儀式を通じて神を崇めることを命じています。

  2. 安息日とは、いつですか。

    旧約時代の安息日は土曜日でしたが、新約時代になってからは、日曜日が安息日と定められました。

  3. なぜ新約時代になってから、土曜日のかわりに日曜日を聖化するよう定められたのですか。

    新約時代になってから、土曜日のかわりに日曜日を主の日といって聖化するのは、日曜日は主イエズス・キリストの復活された日だからです。

  4. 安息日にはどんな礼拝が命じられていますか。

    信心をもって御ミサに参加することを命じています。

  5. 良い信者は、ほかにどんな方法で安息日を聖化しますか。

    良い信者は、次のようを方法で安息日を聖化します。

    1.

    説教を聞き、キリスト教の教理を学び(子供は日曜学校などに参加)

    2.

    しかるべき準備をして、告解と御聖体の秘跡にあずかり

    3.

    祈りをし、隣人愛を実行すること。

  6. 第三戒では何を禁じていますか。

    第三戒では、労働とそのほか神の礼拝のさまたげになる仕事を禁じています。

  7. 安息日に禁じられているのはどんな労働ですか。

    安息日に禁じられている労働とは、精神よりも肉体を使ってする労働のことで、耕作、土木、建築、機械工作、運送などのことです。

  8. 安息日に働くとどんな罪を犯しますか。

    安息日に働くと、大罪を犯すことになりますが、短時間の労働であれば罪は軽くなります。

  9. 安息日にしてもよい労働がありますか。

    日常生活や神への奉仕に必要な仕事や特別を事情のためやむを得ない仕事をすることは許されています。このような場合には、主任司祭から義務の免除をうけることができます。

  10. 安息日に労働を禁じるのは何のためですか。

    安息日に労働を禁じるのは、神を礼拝し、自分の救霊のことを考え、心身の力を養うためです。従って、安息日でも、健全な娯楽に時を過すことは禁じられていません。

  11. このほか安息日にはどんなことを避けなければなりませんか。

    安息日には、特に罪を避け、また不健全な娯楽や危険な集まりのように罪に追いやる危険のあることすべてを避けなければなりません。

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