第七の願い「われらを悪より救い給え」では何を乞い求めますか。
第七の願い「われらを悪より救い給え」では、過去、現在、未来の悪、特に最高の悪である罪とその永遠の罰から救って下さるよう乞い求めます。
「悪より救い給え」とはどんな意味ですか。
「悪より救い給え」とは、この世の悪すべてから解放されるのを望むのではなく、ただ私たちの霊魂にとって望ましくない悪から解放されることを願うことです。すなわち、神が、私たちにとって悪だとお考えになることからだけ救って下さるよう乞い求めます。
病気など具体的な悪から救って下さるよう願ってもいいのでしょうか。
具体的を悪から救って下さるよう願ってもいいのです。しかし、神が、霊魂の利益になる試練をお送りになることもありますから、神の御旨に従わなければなりません。
神がお送りになる試練は何の役に立ちますか。
神がお送りになる試練は、罪のつぐないをし、徳を実践する助けになるほか、特に頭であるイエズス・キリストにならう助けにもなります。キリストの光栄にあずかりたいのなら、その苦しみにもあずかるべきだからです。
主の祈りの最後の「アーメン」はどんな意味ですか。
「アーメン」とは、「そうでありますように」、「そう乞い求めます」、「そうであることを希望します」という意味です。
お顔いする恩恵を得るためにはどう祈るべきですか。
お願いする恩恵を得るためには、あわてずに、注意力を集中し、心を込めて主の祈りを唱えなければなりません。
いつ、主の祈りを唱えるべきですか。
私たちは毎日神の御助力を必要としますから、毎日主の祈りを唱えるべきです。