過去に起こった石油危機(オイルショック)について。
1973年に起こった中東戦争によって、石油産出国が石油価格の引き上げを行い、
石油及び石油関連商品の不足・価格高騰した経済的な影響。
これにより世界各国の経済状況が不安定なものとなった。
トイレットペーパーやノートなどの石油製品の大量買占めが起こったのは有名。
インフレが加速したことにより「狂乱物価」という造語まで生まれ、
日本において戦後初めてのマイナス成長の経験から、高度経済成長が終焉を迎えた。
生活用品などの市場の影響のほかに、雇用調整やテレビ放送の時間帯の変更など、
社会的に大きく影響を与えたといえる。
1978年のイラン革命により、イランでの石油生産が中断したため、
イランから大量の原油を購入していた日本は需給が逼迫した。
また、1978年末にOPECが「翌1979年より原油価格を4段階に分けて計14.5%値上げする」ことを決定し、
原油価格が上昇。
第一次オイルショック並に原油価格が高騰した。
第一次からわずか5年で起こった第二次オイルショックだが、第一次での経験により、
各方面での省エネルギー対策が取られたおかげで前回ほどの影響はなかった。
また値上げに関しても長引かず、イランも石油販売を再開し、
価格下落に転じたことで危機を免れた。