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2003.06.30

 今日は久しぶりに国会図書館へ。昔と違ってサイトで図書の請求番号が検索できる、というのは非常にありがたい。もたもたカードを引いたり、慣れないパソコンで調べたりしなくて済む。さらに、昔は入館証の番号をマイクで読み上げて本を渡す方式だったから、これをうっかり聞き逃すと大変というわけで、なかなかに気疲れするところだった。それが電光掲示板に番号が並ぶようになって、ずいぶん気が楽になった。
 しかし今日は、図書を請求し、コピーを頼み、新館に行って雑誌を請求し、コピーを頼み、それから頼んでいた本の一冊が破損しているから三階の別室に行けといわれ、そちらではコピーはマイクロフィルムからで、必要な箇所が何コマめか確認しろといわれ、さらにそれをもって一階のマイクロ用コピー室に行き、戻り、さらに図書のコピーをして、というわけで、けっこう歩き回らせられた。まあ、目的の本はほぼ発見できたから、文句はいうまじ。

 行き帰りの読書『半身』創元推理文庫 ビクトリア朝時代のロンドン、実在した刑務所が舞台になる歴史小説。五角形の平面をした棟を六棟並べて、という平面図に惹かれて読み出したが、あっという間に物語り世界に拉し去られ、予想を外した残酷な結末に呆然。久しぶりに手練れの小説を読んだ、という印象。でも後味は悪い。

2003.06.29

 西澤さんにOKをもらったので、少し手直しして書評をメール。こんなに早く書いたら、よほど暇と思われてしまうかも知れんが、まあいいや。『瞬間移動死体』の主人公コイケさんは31歳だった。中年ではない。そのへんを確かめるだけのつもりが、ついつい全部読んでしまう。篠田は西澤さんのこのへんの作品がすんごく好きなのだ。実はこの前も、『七回死んだ男』を再読した。他にも『人格転移の殺人』や『ストレート・チェイサー』や『ナイフが街に降ってくる』や、読み返したくなるがぐっとこらえて、午後はまた資料本の読書。

 昨日街でちょっと嫌なものを見てしまった。ショッピングセンターの出口で、高校生か中学生の男の子二人組が、ポケットから出したコミックの透明包装を剥いて捨てた。どう見ても万引き直後だ。目の前で現行犯を見たら自分はどうするだろう、などと考えるとしばし憂鬱。蒼ならきっと「そういうことは止めようよ」と、店員には知らせずに注意するだろうな。

 ネットでちょっと不快なものを見てしまった。でも、これは見る方が悪いんだからいろいろいうのは止そう。ただ、建築探偵はとにかく最後まで書き上げなくてはな、と思う。同人受けねらいのキャラ小説を書いている、というたぐいの誤解はもうたくさんだ。そしてこのシリーズを終えたら、ミステリはたぶん書き続けるだろうけれど、誤解と妄想を呼ぶような登場人物は自粛する。その結果売れなくなっても、それはそのときだ。

2003.06.28

 昨日からまた気温が低いせいか、風邪がぶり返して鼻がずひずび。自分の仕事を進める気が起きなくて、西澤さんの書評を書くことにする。幸いまだ読んだばかりで記憶が新しいし、西澤さんの著作は全部読んでいる。4枚半というスペースなので、これまでの西澤作品にも軽く触れて、しかし週刊現代といえばほらあれでしょ、ヌード写真が折り込みでついてて、リーマンのおじさまが電車の中で読むようなやつでしょ、そういう人に興味を持ってもらって、というとやっぱり気分は女子高生かな♪などと風邪でぼけた頭で考えて、女子高生風文体の(風です、あくまでも)書評というよりお勧め文を書き上げる。
 全部読んでいるなどといっても、いざとなると細部は怪しくて、『瞬間移動死体』の主人公は何歳ぐらいだっけ、などと思いつつ「気になるところがないかチェックしてください」とずうずうしく西澤さんご本人にメールして、今日の仕事は終わり。
 そうだ。国内取材の分のフィルム買わないとなあ。月曜は資料調べに国会図書館まで出かけて、早く済めば買い物か。たかだか二泊三日でも、つい荷物が多くなってしまうから早いところ荷造りしとかなきゃ。

2003.06.27

 だらだらと一日を送る。いま日記を書いていたら、週刊現代の書評欄に西澤保彦さんの『笑う怪獣』の書評を書いてくれ、という仕事の依頼が来た。もちろん快く引き受けさせていただいたが、書評を書くより書評されたいものだ、などと思ってしまう。ここしばらく、体調の低下に伴って気分もダウナー。

2003.06.26

 友人と北浦和の「埼玉県立近代美術館」に、「トルコ美術の現在」を見に行く。入場者を少しでも増やしてあげよう、というわけで篠田は二度目。前にも書いたがビデオの一部に篠田が出ている。しゃべってもいます。お近くで興味のある方は、ぜひ行ってみてください。JR北浦和駅から徒歩五分、8/31まで。

 夜は推理作家協会賞のパーティ。しかし体調がいまいちなので、受賞者に挨拶もせずに帰ってきてしまう。自宅に帰るとあんまりうれしくないアンケート葉書が届いていた。ええ、好みはいろいろです。なにを恥ずかしいと感ずるかも。

2003.06.25

 ファンレターを読んでお返事を書く。頭がトルコ漬けでちっょと疲れたので、買ってあったミステリを読む。偶然二冊とも叙述トリック系。しかしネタバラシになるのでなにも書けない。
 仕事場から戻るとアンケート葉書などが届いている。『angels』に対する、ほとんどは激励と暖かい好意的な感想、ほんの少し苦言。まあ、すべての人を満足させる作品なんてありはしないんだから、他の人がOKだったところに引っかかってしまう人がいても、不思議ではありません。残念だけど。
 それから龍シリーズ新刊のタイトルが違っていて書店で注文できなかった、というお叱りのはがきもいただいた。すみません。ずっと自分的には『終わりなき夜に生まれつくとも』にするつもりだったのですよ。しかし表紙のレイアウトで考えると、「龍の黙示録」も入るし、長すぎてじゃまくさいというのがありまして、編集さんのお勧めもあって、もうひとつの中編のタイトルを採用。その時点で予告を直しておかないといけなかったんだけど、そのときはトルコ行きの前でばたばたしていて、結局忘れてしまいました。
 しかしF田様、ISBNまで書けというのはちょっとご容赦。いまここに新刊があってキーボードを打っているわけではないので、メモしてくればいいんだろうけど、そこまできっちりやりきれる自信がないです。ネット環境におありでしたら、ネット書店のbk1なら予約もできるんじゃないかな。検索も著者名と出版社名で引けるしね。

2003.06.24

 篠田は暑がりの汗っかきだが、クーラーのかけすぎで風邪を引く。鼻に来て嗅覚を喪失。なにを食べても味がしない。気分最悪。
 『近代トルコ世界と日本』を読了。結局国会図書館で少し本を検索する必要もありそうだ。いまはネットで請求記号が調べられるから、その点は便利なんだけどね。

2003.06.23

 朝から雨。『アジヤデ』を読み終えたので、今度は『納得しなかった男』山内昌之というのを読み出す。トルコ共和国の国父と讃えられるムスタファ・ケマル・アタチュルクのライバルといわれながら、最後は異境の地に果てたエンヴィル・パシャという男の伝記なのだが、この本めちゃめちゃ読みにくい。はっきりいって構成が論理的でないのだ。
 時代は平気で行ったり来たりするし、近代トルコ史に対する予備知識の無い人間にはどうしても気になるところ、「オスマン帝国はどのようにして終焉したのか」というようなあたりがすこっと抜けてしまっている。たぶん著者にしてみれば、それは他で書いたから、というようなことなんだろうが、それにしても不親切すぎる。読む順番を間違えましたかね、というところ。

 旅日記第三回を書きました。明日は戻るのが遅くなるので日記お休み。

2003.06.22

 『原罪』のフロッピーとプリントアウトを発送してしまい、午後は読書。トルコ関係の本をまとめて購入したので、取り敢えずその山を崩していくことに。前駐土大使の書いた本は全然おもしろくなくて大したことないので斜め読み。それからピエール・ロティの『アジヤデ』に取りかかる。
 ピエール・ロティというのはフランスの海軍士官で、世界中のあちこちに行って、その体験をもとに私小説みたいなものを書いた。日本にも来て、篠田の知識では鹿鳴館の舞踏会にも出現、コンドルさんの作品を「田舎の温泉場のカジノ」と酷評したことが真っ先に思い出されるが、イギリス嫌いだったそうなので、この評は少し割り引いて聞いた方がいいかも知れない。
 とにかく行く先々でその国の女性と、という野郎で、日本でも現地妻との顛末を『お菊さん』というのに書いているが未読。訳者によるとお菊さんは、涙ながらの別れの後ロティがこっそり戻ってみると、もらったお金を転がしてチンチンいわせながら鼻歌を歌っていたらしい。ロティはたぶんどっちらけたろうし、人種差別的言辞を吐き出したろうが、日本人であるこちらから見ると「やるじゃん、お菊さん」である。
 『アジヤデ』も、海軍士官がトルコの人妻を見初めて、人目を忍びつつ愛の日々を送るが、やがて別れが、というような話で、オスマン帝国末期の風俗描写は興味深いものの、はっきりいって「いい気なもんだな、てめー」という感じ。

2003.06.21

 『原罪の庭』手入れを終える。やっぱりこの話は非常にしんどい。それにしても、旅行から帰る頃には来ていると聞いた気がしたゲラが来ないので、「いつできるかわからない」みたいなことをいっていた文庫の方を前倒ししてしまって、担当者にはなんだか申し訳ない。でも、出るのは10月。

 北村薫さん『街の灯』を読了。いい感じでした、とっても。

2003.06.20

 北浦和の埼玉県立近代美術館で、「トルコ美術の現在 どこに? ここに?」と銘打った展示が始まった。トルコで世話になった友人がコーディネーターとして関わっているので、出かける。現代美術というのは、正直いってどうもいまいちよくわからないのだけれどね、お近くの方、八月一杯やっているのでよろしかったらお出かけ下さい。ビデオ作品の中に、篠田もちらっと出ている。顔はろくに見えないけどね。

2003.06.19

 ベッドに入っても仕事のことが気になって寝付けず、夜中仕事場に移動。そういえば前にも似たようなことがあったと思いついて、他のファイルにコピーすると使えた。つまり壊れたのはテキストではなく、文書スタイルの方だったのだ。
 昨日一日の労働についてはあきらめて、前からざっと見直しながらプリントアウト、残りの手入れを終えると朝もしらじら明けていた。というわけで『原罪』一応ラストまで来て、あとは午前午後に分けて昼寝。それなら今日の昼間やっても同じじゃないか、という気がしないでもなかったが。

 明日は夜出かけるので、日記はお休みになるかもしれず。

2003.06.18

 まだ全然本調子じゃないのに、弱り目に祟り目でガックシ来ている篠田である。なにがというと、一日の仕事を終えてようやくクライマックスにたどりついた『原罪』を保存しようとすると、なぜか書き込めない状態になってしまって、しかもバックアップファイルがない。つまり今日一日の労働が全部パーになってしまったのだ。
 しかもこれ、パソコンのトラブルではない。他のファイルは普通に読み書きできるし、ディスクも壊れてないし、『原罪』の手入れ中ファイルだけが、書き込み不能状態になってしまったのだ。こんなことってあるかよ。昨日一昨日は普通に仕事できたのに。
 パソコン使っててもパソコン音痴の篠田には、ぜーんぜんわかりましぇーん。というわけで、打ちひしがれて帰宅。あああああ。どうしろっちゅーの。

2003.06.17

 今日もめさめさ湿度が高い。汗も掻いていないのに、着ているTシャツがじんめりしているような感じ。仕事はじんめりと『原罪の庭』の手直しを続ける。正直いって、ただの書き直しもけっこうしんどい。しかし読み返していると、ときどきひっかかるような表現や拙劣な文章に出くわすので、やはりこれは直さないといかんと思う。直せるような欠点は、まだいいよね。
 これを今月中に終わらせると、来月頭の取材ですぐ「館を行く」の原稿に入れるから、その後ジャーロをやって、とだいぶ前倒しに仕事が進行することになる。それにしても体調がいかん。全身倦怠感。つくづく歳である。

2003.06.16

 湿度の高いいまごろは、正直いって一年で一番苦手な季節。そのせいか疲労が抜けないまま身体がだるい。しかしいつまでもそんなことをいっているわけにはいかないので、今日午後から仕事を再開。ゲラが来ると思っていたものが来なかったりするので、もっと先の予定にしていた『原罪の庭』文庫版の手直しを開始する。
 しかし、頭が死んでいるだけにこの話は妙にきつい。現場の様子を想像するたびに、胃のあたりがむかむかしてきてしまう。『ルチフェロ』を書いていたときなんかは、殺人鬼に感情移入していたから、ちっともキモチワルイことなかったのだが、ミステリの場合はそうはいかないからね。ううう。

 旅日記、第二回を書きました。『地球の歩き方』にも投稿しようかと思っているが、まだそちらには手が回らない。投書が掲載されると新版一冊もらえるわけなんだが。

2003.06.15

 疲労して帰宅。午後は寝て過ごす。東京創元社の新雑誌ミステリーズ!到着。売れてくれればよいのだが、このボリュームで1000円というのは、読者的には問題ないのだろうか。ああ、こんなこといったらいけないよなあ。やはり体調が悪いと、精神的に後ろ向きになってしまう。

2003.06.14

 昼から本格ミステリ作家クラブの執行会議、三時総会。五時受賞パーティ。つつがなく終わる。それにしても篠田はパーティは苦手だ。そろそろこういうのはすべて辞退して、書斎の中に隠棲したい。

2003.06.13

 昼間、ミステリーランドのイラストを引き受けてくれたマンガ家波津彬子さんと、担当編集者U山さんと、デザイナー祖父江慎さんのオフィスへ。波津さんとは無論初対面だが、作品はつねづね愛してやまなかったところ。「大正時代の洋館は、明治と比べておしゃれですよね」というようなことばをさらっと聞かせてくださって、建築フリークの篠田は感動する。ミステリーランドはデザイナーさんも力入りまくりで、とてもすてきな本になりそう。

2003.06.12

 やっぱりまだなんとなく疲れが抜け切れていない感じがある。今日は写真をすべてスクラップブックに張り終えた。説明をつけてチケットやレシート類を整理すればおしまい。明日明後日は所用のため日記を休みます。

2003.06.11

 昨日有栖川有栖さんにメールを出し、その返事を今朝いただく。解説執筆の依頼が思いの外遅くなってしまったことに一言お詫びをと思ったのだが、「充分すぎるほど余裕のある依頼です」といっていただけて、心からほっとする。推理作家協会賞受賞直後となってしまったので、なんだかそのためにお名前を借りようとしたみたいに見えるだろうかと、つまらないことを気に病んでいたのだが。

 今日は七月頭の取材旅行のため交通機関や宿を調べるのと、旅の写真の整理で夜になってしまう。写真は半分も整理が付いていない。しかしこういうことは、記憶が薄れないうちにやってしまわなくては。
 旅日記も、エッセイ風の文章を少しずつ載せていくことにした。今日は第一回。

2003.06.10

 今日はやっと少し仕事をした.
 奥田哲也さんのミステリ『冥王の花嫁』の文庫解説ゲラをチェック.
 秋に『原罪の庭』が文庫化されるので、その解説を、承諾してもらったから書いてしまってもいいかな、有栖川有栖さんにお願いした.さぞやお忙しいであろうと思えば、まことに申し訳なくもあるのだが、彼の『赤い鳥は館に還る』というエッセイ集を読んで、なんと行き届いた、ミステリに対する愛情にあふれた解説を、過不足なく書かれる方だろうと心から感嘆したため、ぜひと思ってしまったのだ.
 先日試写会を見に行ったヴィスコンティの旧作公開で、なんとトークショウなんてものに出ることになってしまった.相手は法政大学工学部建築科教授陣内秀信氏.著書は何冊も拝読している方である.そういう方とお会いできるというだけで、少々恥を掻いてもいいかと覚悟を決めた次第.日程は7/20の夜らしい.詳細が明らかになったら、ここでも告知します.

 だいぶ部屋も片づいてきて良かったと思っていたら、地方税の納入依頼書が来ていて、その金額を見てがくっ.本まるまる一冊分ただ働きになるようなものだ.あー、労働意欲が阻害される.税金のかからない収入が欲しいなあ.

2003.06.09

 やはり若くないなあ、といいますか、はい、やっぱり今日は仕事できませんでした.いくら疲れていても八時前には目が覚めてしまう、というのも年寄り臭いですが、それでもなお疲れが取れていない、というのはもっと年寄りです.それと篠田はいつも旅行中、体力を借り越し状態にしているので、帰ってくると借金の返済がどっとやってきます.頭はぼやーん、として、これじゃ仕事場にいても仕方ないので、連れ合いと小川町、飯能、ふたつのギャラリーをはしごして、きれいなものを見てました.
 帰ってからはまたメールのチェックと、無沙汰をした友人への帰国通知メール送信.出かける前に出した『angels』の感想もぼちぼちもらえていますが、「読者を迷わせるためだけに登場するような脇役は、ひとりとして出さない.だれもが彼ら自身の人生の主人公であるような高校生達を書く」という意図は、よく読みとってもらえている気がします.物書きにとって、これほど嬉しいことばはありませんね.
 明日からはほんとうに仕事へ戻らないとならないのですが、まだ洗濯物も片づけてないし、買ってきた本にはあちこち蜂蜜がついているし(瓶のふたがゆるんでいたのです、ドジ)、友人へお土産の発送もしないとならないし、週末は本格ミステリ作家クラブの受賞パーティだし、とまあ、忙しいです.そういえば篠田が不在の間、開票作業のミスが発覚して『オイディプス症候群』の同時受賞が決まったんでした.執行会議各位には、大変なときに留守してしまって申し訳ない話です.

 六月中に講談社宛『angels』の感想を下さった方の中から、数名様にトルコのきれいなカードでお返事をします.あんまりたくさんはないので、足らなかったらごめんなさい.たぶん私のいない間に届いた分が、すでに枚数分以上講談社に届いている可能性もあるのですが、その場合はコピーでもなんでもして、少しでもトルコの香りをお届けします.ただし次回の建築探偵がトルコ、というわけではありません.

 では、明日からはまたいつもの、クールな篠田で行くぜっ.


2003.06.08

 えー、無事帰ってきました.トルコ航空50便1110着です.
 仕事がこれまであんまり忙しかったので、半分以上骨休めだ、というつもりだったのですが、行ってみるとこれがどうして、のんびりどころか炎天下のイスタンブールを朝からせっせと坂を上ったり降りたり、なかなかハードな旅でした.帰りの飛行機のチェックインでは、スーツケースの重みが28.9キロを指していて一瞬ひやり.なにしろそのとき私は右肩に、さも軽そうに5キロほどの大型書籍を入れたバッグをかけていたからでした(爆) 重さのほとんどは本です.人を殺せそうな本もありました.
 
 明日からは通常の仕事モードに戻る、予定です.実行できるかどうかは、確実にはいえない感じでもあるのですが.旅行日記はいずれ遠からぬうちに、まとめてお目に掛けたいと思っています.では、本日はまだ頭がくらくらしているのでこのへんで.機内でほとんど寝ていなかったものですから.今夜は酒を飲んで快く爆睡いたします.