巨漢

コンチネンタル航空でヒューストンからラスベガスへ向う機内。
フォッカー100という細長い中型機は通路を挟み横3列ずつで座席は満席でした。

風景を楽しむために窓側席をリクエストしたのですが、運悪く巨漢つまり超肥満の男性が隣りになってしまいました。
あまりの肥満で通路側を歩いているアテンダントがよく見えません。
早朝のフライトで朝食がサービスされたのですが思うように身動きがとれないため食べずらいこと・・・。
一方、肥満の彼は体格に対して小さ過ぎるナイフとフォークでママゴトのようにぺろりと朝食をたいらげてしまいました。
窓側の壁と肉の壁にブロックされとても窮屈なフライトでした。
親切なアテンダントが肉の壁から身を乗り出して懸命にサービスしてくれたのがせめてもの救いでした。

【1999年9月】