プロフィール
朝岡真木子(作曲家・ピアニスト)


東京芸術大学付属高校を経て、東京芸術大学音楽学部作曲科卒業。現在、洗足学園
音楽大学講師として後進の指導に当たると共に、作曲家及びピアニストとして活躍
中。(社)作曲家協議会、(社)日本演奏連盟、(社)日本歌曲振興会、(社)日
本童謡協会、各会員。主な作品に女声合唱組曲「妖精模様」(全音楽譜出版社)、
女声合唱組曲「サトウハチトウの詩による五つの歌」(ドレミ楽譜出版)、女声合唱
組曲「まほろばの大和し美し」(全日本楽譜出版社)、歌曲集「花筏」(全日本楽譜
出版社)、歌曲集「愛は光の中に」(音楽の友社)、歌曲集「紅芙蓉」(社団法人
日本作曲家協議会)、朝岡真木子歌曲集(創楽工房)、モノ・オペラ「人形の空」、
オペラ「坦庵熱き心の火」、ミニ・オペレッタ「夫の宝物」などがある。


マンドリン・オーケストラのための「リオの海風」(委嘱新曲初演)
この演奏に当たり、朝岡さんから解説手記を頂きましたので、下記に転記いたします。
〜アンサンブル・マーレ第22回定期演奏会プログラムより〜
2006年3月5日 横浜みなとみらいホール小ホール

幼少の頃、日本の反対側へ位置するブラジルのリオデジャネイロ(通称リオ)に、
父親の仕事の関係で住んでいたことがありました。コバルト・ブルーのきれいな海
の色、海岸に続く歩道の美しいタイルの幾何学模様、踊ることの大好きな人達、今
でもはっきり目に浮かびます。私の音楽の底辺には、その影響があるように思いま
す。今回、マンドリン・オーケストラのための作曲の機会を頂き、大変興味深く、
楽しく書かせて頂きました。(朝岡真木子)