---------------戯言-----------------

剣道は相手と向き合った瞬間、
片時も 目が離せない一進一退の攻防戦。

その昔、武士は剣を抜くことで、
死ぬか生きるか二つに一つを意味した。

そんな勝負の世界に必勝の極意 はあるのか?

それはきっとある。
誰しもが憧れる必勝法。

それを追い求め日々飽くなき挑戦を挑みつづける。

----------------------------------------

ここでは勝負の哲学書と言われる孫子の「兵法書」から
できるだけ毎月名言を紹介していけたらと思っております。


「そのはやきことは風のごとく、そのしずかなることは林のごとく、
侵掠しんりゃくすることは火のごとく、動かざることは山のごとく、
知りがたきことは陰のごとく、動くことは雷霆らいてい のごとし。」


→疾風のように行動するかと思えば、林のようにひっそりと静まり、襲撃するときは烈火のごとく猛然と動かぬときは泰山のようにどっしりと、ときには闇にひそんだかのように身を隠し、ときには雷のように轟きわたるという意。


これはかの有名な武田信玄が使っていた「風林火山」として有名な言葉です。
実は孫子の兵法書がもとになっています。


剣道でたとえるならば山のようなどっしりとした構え、林のようにひっそりと敵の隙をうかがい、疾風のような足裁き、そして攻めに出るときは烈火のごとく。床を踏み込む音はまさに雷鳴が轟くかのようですね。こういったメリハリのきいた動きが勝つための身のこなし方なのでしょう。
一つ参考にしてみてはいかがでしょう。