西洋医学と東洋医学    

私が行っている治療法は、米国で学んだカイロプラクティックを基礎とし、私の父の矢作義孝(プロ野球トレーナー歴51年)から学んだ東洋医学を取り入れた私独自の治療法を実践しております。 カイロプラクティックは西洋医学がベースになっており、東洋医学を組み合わせる事によって出来上がる非常にユニークな治療法を完成させるべく1990年1月に開業して以来日夜努力している次第です。 また私はスポーツ界に深く関わっており、故障した選手を治療するのはもちろんの事、選手を調整する事によってパフォーマンスを向上させることに成果を上げています。 スポーツ力学、バイオメカニックスを良く理解するように努め、スポーツ選手の弱点を見抜き、それを矯正治療によって改善し、完璧なバランスを取り戻して最大のパフォーマンスを発揮させます。

米国公認カイロプラクティック

CHIROPRACTICは、CHIRO(手)とPRACTIC(技)を組み合わせた造語で、それはまさしく手の技術を意味します。 その熟練された職人技から、カイロプラクティック治療は芸術と言われます。 米国で生まれたカイロプラクティックは医学として確立しており、カイロプラクター(D.C. カイロプラクティック有資格者)は医師と同資格であります。

無闇やたらにバキバキ関節を鳴らすのは治療ではありません。 正しい治療は、関節の動きを把握し、正しい方向に力を加え矯正する事です。 確かに音が鳴ると気持ちよいことが多いですが、それが目的であってはいけません。 関節の適切な動きを取り戻し、かつ、体全体と協調性をはかることが重要です。 それから、もちろんの事、私は解剖学を修めております。 実際に人体解剖を行っていた経験から、治療する時に患部がどうなっているのかその構造を良く理解しています。 これが治療する上で大きなアドバンテージとなります。                                                        

カイロプラクティックの素晴らしさは矯正治療だけではありません。 私が素晴らしいと思う事は、その西洋医学に裏打ちされた診断能力の高さです。 米国では当たり前の事ですが、全ての患者さんにレントゲン検査、血液検査、尿検査を行います。 そして、その検査結果をもとに正しい診断をし、治療方針を決めるのです。 カイロプラクティックはレントゲン技術とともに発展してきました。 レントゲンによる診察もカイロプラクティック独自の診察方法があり、正しい治療をするのに大きく役立っております。 現在では、MRIによる診察が一般的になってきました。 カイロプラクティックも今後更に発展していくことでしょう。  

病気を予防する事が一番大切です。

現代社会はストレスに満ちています。 多くの人々が病気とまではいきませんが、「調子が悪い」、「やる気が起きない」等、いわゆる未病と言われる状態になっています。 誰もがそんなストレスを解消し、健康的な毎日を送りたいと願う気持ちは同じです。 カイロプラクティックは、背骨を真っ直ぐに矯正して身体のバランスを良くし、その結果弱った内臓は本来の機能を取り戻します。 人間には自然治癒力があります。 私の役目は、矯正治療によって自然治癒力を引き出すことです。 それがあらゆる病気の予防に繋がります。

治療はマジックではありません。

技術というものは、長年の鍛練によって磨かれるもので、ある意味職人的でもあります。 決して見よう見まねで出来る事ではありませんし、ひけらかす事でもありません。 その技術をもってしても、全ての患者さんが簡単に治せる訳ではありません。 症状によっては時間がかかることもあります。 施術者にとって最も重要な事は、適切な診断をし、改善の為に必要な治療を見極める事です。 そして経過を良く観察し、治療が適切かどうかを常に把握することが必要です。 患者さんにとって一番必要な治療をするためには、施術者のエゴを廃し、時には病院で検査するように勧めたり他の医療機関に協力依頼することも必要だと思います。  

患者さんであってお客さんではありません。

矢作カイロプラクティック研究所は患者さんを治療する所です。 だから来られる人は患者さんであってお客さんではありません。


トップページへ戻る