MY LITTLE LOVER 「Clips」 PV撮影ロケ地のガイド
空の下で | オンフルール (フランス) |
印象派の画家に愛された街、オンフルール。「Clips」の小冊子にはオンフロールと書いてあるが、一般的にはオンフルールと呼ばれている。たしかに、オンフロールのほうが言いやすいような気もするが。
ノルマンディー地方の港町であり、かの有名なセーヌ河の河口にあるオンフルールは人口も1万人か、それ以下の小さな町であり、帝国書院の世界地図にも載っていない。そんな小さな町なので、ホテル以外では英語は通じないだろう。
そのかわり治安はよく、おまけに画家に愛されるほどの街並みなのだから、いかに美しいかが想像できる。
その風景写真が入ったミニ旅行記を、一番下のリンク先に入れておいた。
パリのサン・ラザール駅から、国鉄(TGVではなく在来線)で1時間40分、リジュー(Lisieux)で降りる。そこから連絡バスで約40分。
このバスは、少ないときは1日4便程度だが、列車の到着にあわせて時刻が設定されているらしい。旅行ガイドブックには、ル・アーブルからバスで行くとも書いてあるそうだが、そのルートはあまりメジャーではないとのこと。
ちなみに、フランス国鉄はけっこう時間に正確なので、アメリカのアムトラックのように3時間も待たされたりすることは、めったにない。
対岸のイギリスからもオンフルール方面への船が出ているそうだが、ノルマンディー地方の車窓の眺めも捨てがたいので、パリから陸路でアプローチするほうが良いかもしれない。
1. AKKOさんがバイクを止めて入った、港の見えるカフェ
これは Creperie Le Clipper というレストラン。一見したところカフェのように見えるが、地元のHPには、レストランと区分されている。
場所はこちら。たしかに港に近く、良さそうなロケーションだ。
もしもオープンカフェの席が空いていたら、そこに座って何時間でも外の景色を見つつボーッとしていたい所である。
それだけ何時間いすわっていても、景色に飽きがこないような気がする。ちなみにAKKOさんの乗っているバイク、モペットというらしく、オートバイと自転車を足して2で割った、いわば「電動自転車を速くしたようなもの」なのだそうだ。
2. その他
小さな町なんですけど、分かりません。
ただ、AKKOさんが歌っていた洞穴みたいな所は、現地に行くことがあったら是非行ってみたい所のひとつ。
あそこだったら、大声で歌ってもあまり文句を言われなさそう(笑)
でも、ロケ地は旧市街が主で、だいたいレストランの近辺に散らばっているでしょうから、1日かけて探せば見つかる、、かも。
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あのー、このPVなんですけどね、とても良いと思いますね。ええ。ロケ地のガイドを書いている以上、文章に私情をはさんじゃいけないってことは承知しているんですけどね。個人的には、曲とのマッチの具合とか、風景とか、はたまたAKKOさんの溶け込み具合とか、こう、いろんな面で Hello, Again のハワイ島ロケに匹敵するか、あるいはそれ以上のできだと思っていますよ。
具体的には、2番のサビに入った所、「そーらーのー」の場面のカットで、AKKOさんが交差点をバイクで疾走するシーンなんかも、入れ方がうまいと思うんですが。
あと、この曲はClipsを買ってPVを見てから「いいなあ」って思うようになりました。
それまでは、アルバムの2曲目だなって感覚しか無かったんですけど、今ではこの曲の良さを分かっていなかったことを、非常にもったいないなと思っています。それでも、間奏のところの自虐的(?)なシーンにどういった意味があるのかが、いまだに謎なんですけどね。
参考資料
【Cafe de Paris】 ・・・おすすめ。風景写真などもあるミニ旅行記。
【The City of Honfleur】 ・・・オンフルール市が作った観光案内。英語。