MY LITTLE LOVER 「Clips」  PV撮影ロケ地のガイド

 Private eyes  マラケシュ (モロッコ王国)


モロッコは、アフリカの北西にある。
スペイン・フランスなどに近いので何度も侵略を受けているが、今は独立国。

ヨーロッパ・アフリカ・さらにはアラブ諸国との交易の「交差点」なので、いろいろな国の文化が入り混じっている。

首都はカサブランカ。マラケシュはそこから南へ約200kmの場所。
ただ、マラケシュの街は、その一部が世界遺産に指定されているほどインパクトがある街のようだ。

 

直行便はさすがに無い。
ただしヨーロッパ各都市で乗り継いで、マラケシュに行く方法はいくらでもある。

大半の航空会社は、日本から飛ぶとマラケシュ到着が夜になる。
明るいうちに到着したいならば、エール・フランスの成田夜出発便が便利。

国内の移動は、バスや飛行機が主。

マラケシュは、旧市街とか市場など、町全体が観光地のようなものだ。

ただPVの撮影場所は特定できない。なので、特定の観光地ガイドはリンク先のページ(下記)にお任せするとして、ここでは街の特徴(?)について書いていきたい。
というより、この国に関してはむしろ、こちらの情報のほうが面白いのだ。

まず先に断っておきたいことがある。この国は治安は悪いと言われるが、人情深い人も多い、とのことだ。

★ 店に値札が無い!

特に市場・露店などではそう。そういった所では原則、値引き交渉。
もちろん、買う人によって値段が違う。オークションのようなものか。
一見さんはボられる割合が高いらしいが、店の常連になれば安売りしてくれるかも?

★ 高級ホテルでも信用できない場合がある

ツアーガイドとグルになって、高いじゅうたん屋で物を買わせようとする話もあるらしい。少なくとも高級ホテルだからといって、彼らの話をすべて鵜呑みにしてはいけない、とのことだ。

★ モロッコ人は、日本人をよく知っている?

日本人は、モロッコといわれても、どこにあるのかも分からない人が大半。「どっかにある国だよね」という人が多いだろう。あるいは、「カサブランカ・グッバイ」の曲を通してモロッコの国を知った、という人もいるだろうが、日本人のモロッコに対する知識は、せいぜいそれくらいだ。

しかしモロッコ人(=モロキャン)の中には、日本のことをよく知っている人が多い。それはもちろん、日本人観光客をひっかけようとして、近づくために話題を作ろうと勉強している人もいるのだろうが、向こうの人は、人情深いという点で日本人に共感を覚えているようなのだ。

その証拠に(?)、ほとんどの銀行とかホテルで、日本円をモロッコの通貨(ディラハム)に替えてくれる。

このあたり、ちょうど日本とトルコとの関係にも似ている(大半のトルコ人は日本人に愛着を持っているらしい)。

★ 持っているものは、互いに分かち合う精神

バスの中などで、食べ物をおすそ分けしてくれる人も多いらしい。
悪意を持って近づく人もいれば、本当に親切で物を分けてくれる人もいる。

情が深い、というのはこのことで、たとえば自分が物を食べているのに隣の人が何も食べていないときは、その人に食べ物をあげようとするのがモロッコの国民性らしい。
逆にいえば、自分ばっかりが人前で物をムシャムシャ食べてはいけない、ということでもある。

さらに詳しい話とか実話など、リンク先のページに色々あります。
興味を持ったら、読んでみてはいかがでしょうか!

 

参考資料

【モロッコ旅のまよいかた】 ・・・観光情報から現地文化まで分かる。お勧め!

【Yahoo! Travel モロッコ王国】 ・・・現地情報などが充実。

 

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