犬山城

所 属:史跡模型部屋
番 付:序の口

使用キット :フジイ模型1/300犬山城
大きさ :幅250×奥行340×高さ240mm
参考資料 :「国宝犬山城図録」
 「古写真で見る名城の原風景 犬山城」歴史読本第55巻3号
 石屋模型店ホームページ
     
 ジオラマの全景です。     
 犬山城は、木曽川に面した断崖上に建つ城です。     
高低差は約50m。ジオラマも立体的です。城、樹林と     
崖、木曽川の三つの要素で構成されます。     
 トンネルを入れたかったので、実際とは違う位置に     
造っています。
 最上階の望楼は石屋模型さんのエッチングパーツ     
でディティールアップ。花頭窓、高欄、鬼瓦等がセット     
されていて、大変貴重です。     
 模型では扉を解放状態にしています。最上階の赤     
絨毯がちらっと見えますよね。
 2階と3階の開口部も開放しています。扉、ちらりと     
見える障子はプラ板と真鍮線で自作です。角の扉は     
キットの合わせ目なので、開放は断念しました。     
    
 石垣はダークイエローを基本に赤、緑、青、グレ     
ー等の混色で一枚ずつ塗装した上で、ウォッシング     
でなじませています。
 正面からのショットです。     
 季節は初春としました。桜は3分から5分咲きとい     
った所でしょうか。     
 大杉様は、もう少し太くした方が良かったかな。
 木曽川方面からのショットです。     
 断崖はうっそうとした極層林で覆いました。所々に     
葉の付いていない広葉樹も植えました。また、川原     
の草は、まだ緑づいていません。     
草木はライケンやフォーリッヂ等で成形した上で、     
緑系4色、茶系2色でエアブラシしています。
 空撮ショットです。     
 屋根は瓦の焼けた感じを出すために、銀色でドラ
イブラシ。少しやりすぎたかも。     
 昔は櫓の建っていた石垣、防護柵は自作です。
 断崖上に建つ犬山城のショット。     
犬山城は劉備の終焉の地、白帝城の別名を持って     
います。それっぽく見えますか。

この次は、櫓の残る昔の状態を復元したいものです。でも、キットが3つくらい必要ですかね。
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