アポロ11号月面着陸

所 属:航空模型部屋
番 付:序の口
   
使用キット :アオシマ文化教材社 アポロ月面着陸船イーグル5号 nonscale(1/48相当)
大きさ :幅300×奥行220×高さ200mm
製作時期:2012年6月
参考資料 :R.G.グラント(2003)「世界航空機文化図鑑 鳥人間からスペースシャトルまで」東洋書林
   
 ジオラマの全景です。     
 ベースはA4サイズの木製パネルです。     
 LM(ルナモジュール、月面着陸船)と宇宙飛行士2名で     
構成しています。シンプルです。
 今回の使用キットです。昭和44年の金型による再     
生産と書いてあります。なるほど、パーツは分厚く、     
合いがよくありません。また、所々に実物とは形状の     
違う箇所があるように思えます。     
 後で判ったのですが、ドラゴンや田宮からも販売さ     
れているようです。ちゃんと調べてから買えば良かっ     
た...gz。
 形状変更はスラスターのダウンサイズ、アンテナの     
デティールアップに留めました。パーツの合わせ目消     
しで疲労しました。     
    
 何より今回の肝は金色のヤツ(太陽熱から機体を     
守ってるみたい。)です。ネット検索してみたら、折り     
紙を使う方法が最もお手軽そうなので即採用。金銀     
を水に30分くらい浸した上で紙を剥がして箔を残し、     
これを糊付け。しわを作ると実感的です。     
    
 足の黒いカバーはティッシュをマットメディウム     
で貼り付けています。
 キットの宇宙飛行士は登山者のようなので、ポケッ     
トやエアパイプ、アンテナ等を追加しました。星条旗     
は自作デカールです。     
 ヘルメットのバイザーの実物は金メッキです。金色     
に塗ってからスモークを厚塗りすると、うっすら金色     
に見えつつ、バイザーのてかりも表現できます。
 ここからは宇宙っぽくするために、部屋を暗くして     
撮影です。人類にとって大きな一歩が踏み出される     
瞬間です。     
    
 LMの銀色塗装は単調になりやすいので、凹んでい     
る所などにスモークを強めに吹いて、陰影を強調。     
    
 それにしてもLMは人面に見えます。アメリカ人の     
センスって一体...。
 宇宙空間の光の具合ってこんな感じですかねえ。
 星条旗を誇らしげに掲げる宇宙飛行士です。     
 月の砂は明灰白色、ダークイエロー、グレー等を
まだらに塗装しています。凹んでいる所にスモーク     
を吹いています。砂の感じはこんなもんッスカ?

宇宙空間は単調な地形と色彩なので、陰影を強調して玩具っぽくならないようにするのに苦労しました。
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